
保育士試験の言語って、どんなことで不合格になるの?



途中で噛んだら落ちる?



3分ぴったりに話せなかったら不合格?



筆記試験を突破して実技試験まで進むと、今度は「言語で失敗したらどうしよう」と不安になりますよね。
言語はピアノや画材などを使わずに練習できる一方で、自分の話し方が合格レベルなのか判断しにくいのが難しいところです。
私自身も保育士試験では「言語」を選択し、ほぼ独学で練習しました。
結果は39点で合格。
満点ではありませんでしたが、実際に受験したからこそ、
「これは何度も練習しておいてよかった」
「本番前にここを確認しておくと安心」
と感じたことがあります。
保育士試験の言語で大切なのは、単に台本を暗記して上手に発表することではありません。
公式では、3歳児クラスの子どもに3分間のお話をすることを想定し、基本的な声の出し方・表現上の技術・幼児に対する話し方が求められています。
この記事では、公式情報をもとに「言語」で注意したいポイントを整理しながら、私が39点で合格したときに実際に行った練習方法や本番の体験も紹介します。
「言語で不合格になりたくない」という方は、まずどんな点に注意して練習すればよいのか一緒に確認していきましょう。
保育士試験「言語」で不合格になる理由は?


まず一番知りたい、
「言語では何をすると不合格になるの?」
という疑問から確認していきましょう。
ここで注意したいのは、保育士試験では「これをしたら○点減点」「○回噛んだら不合格」といった細かな採点基準が公開されているわけではないことです。
2026年の実技試験は各分野50点満点で、選択した2分野とも6割以上が合格基準です。
そのため、以下についても「これをしたら必ず不合格」と断定するのではなく、公式が求める力を十分に発揮できなくなる可能性があるポイントとして考えてください。
3分に収まらず話が途中で終わる
言語では、3歳児クラスの子どもに3分間のお話をすることが求められます。
時間は係の人がタイマーで計測します。
そのため、練習するときから3分を意識することが非常に重要です。
話を盛り込みすぎて、
「まだ物語の途中なのに3分になってしまった」
という状態は避けたいところです。
反対に、急いで話しすぎて大幅に時間が余ってしまうのも、3歳児へ落ち着いて話しかけるという点では理想的とはいえません。
私も練習するときは、タイマーを使って何度も時間を測りました。
同じ台本でも、
- 緊張して早口になる
- 身振りを入れる
- 間を取る
- セリフをゆっくり話す
だけで時間は変わります。
そのため、「台本を読んだら3分だった」だけではなく、本番と同じように話して3分程度になるかを確認しておきましょう。
声が小さく聞き取りにくい
公式では「保育士として必要な基本的な声の出し方」が求められています。
緊張すると、普段より声が小さくなってしまうことがあります。
言語試験では、自分の目の前に15人程度の子どもがいることを想定します。
目の前の一人だけではなく、
「クラスの子どもたち全員に届ける」
という意識で練習してみましょう。
ただ大声を出せばよいわけではありません。
後ろの子にも聞こえるように、はっきり・ゆっくり・聞き取りやすく話すことを意識するのがおすすめです。



クラスで読み聞かせをすることをイメージして練習しましょう。
棒読みになってしまう
台本を覚えることに必死になると、
「次の文章を間違えないようにしなきゃ」
という意識が強くなり、棒読みになってしまうことがあります。
しかし、言語試験は暗唱大会ではありません。
公式でも、3歳児がお話の世界を楽しめるようにまとめ、内容をイメージできるよう適切な身振り・手振りを加えることが示されています。
私は練習するときも、
「試験官へ発表する」のではなく「目の前の子どもへお話をする」
という意識を持つようにしていました。
この違いはかなり大きいと思います。
3歳児を意識せずに話してしまう
言語試験では、対象年齢がきちんと設定されています。
3歳児クラスです。
そのため、大人にプレゼンするような話し方ではなく、
「3歳の子どもならどう話せば聞きやすいかな?」
と考えることが大切です。
例えば、
- 難しい言葉を使いすぎない
- 早口にならない
- 表情をつける
- 場面に合わせて間を取る
- 子どもへ話しかけるように目線を向ける
などを意識します。
身振り・手振りが不自然になってしまう
2026年の公式課題でも、お話の内容をイメージできるよう適切な身振り・手振りを加えることが示されています。
ただし、
「身振りを入れなきゃ!」
と意識しすぎて、すべての文章に大きなジェスチャーを入れる必要はありません。
大切なのは物語を伝えるために自然に使うことです。
例えば、
「大きな○○」
なら両手を広げる。
「小さな○○」
なら手を近づける。
登場人物が歩いている場面なら、それをイメージできる動きを少し加える。
というように、子どもが場面を想像しやすくなるところで使うと自然です。
緊張して頭が真っ白になる
これは、私も試験前にかなり心配していました。
自宅では普通に話せても、試験官を前にすると緊張します。
そこでおすすめなのが、
「完璧な文章を一言一句暗記する」より「物語の流れを頭に入れる」こと。
例えば、
「桃が流れてくる」
↓
「桃太郎が生まれる」
↓
「鬼退治へ行く」
↓
「仲間と出会う」
↓
「鬼を退治する」
↓
「帰ってくる」
というように、物語の骨組みを理解しておきます。
そうすると、一言飛んでも次の場面へ戻りやすくなります。
本番で少し言葉を間違えても、
「しまった!」と止まるより、子どもへのお話を続ける
ことを意識しましょう。



これは練習あるのみ!
公式ルールを確認せずに受験する
ここは必ず確認してください。
2026年後期の言語試験では、
「ももたろう」「おむすびころりん」「3びきのこぶた」
の3課題のうち、試験室へ入った後に指定されたものを話します。
指定された課題以外を行った場合は採点対象外とされているため、3つすべてを準備する必要があります。
また、
- 絵本
- 台本
- 人形などの道具
は使用できません。
ここは以前の記事から特に大きく変わるところです。
「去年こうだったから」
ではなく、自分が受験する回の公式情報を必ず確認してください。
保育士試験・実技試験(言語)の最新情報を確認する(全国保育士養成協議会)
保育士試験「言語」で求められることを確認しよう
不合格になる理由を考える前に、まずは「言語の試験で何を求められているのか」を理解しておくことが大切です。
保育士試験の言語は、単に物語を暗記して上手に話す試験ではありません。
公式では、保育士として必要な基本的な声の出し方・表現上の技術・幼児に対する話し方が求められています。
つまり練習するときも、
「間違えずに暗唱できるか」
だけではなく、
「3歳の子どもがお話を楽しめるか」
という視点を持つことが大切です。
3歳児クラス・15人程度を想定して話す
言語では、3歳児クラスの子ども15人程度が自分の前にいることを想定して、3分間のお話をします。
実際には目の前に子どもがいるわけではありません。
だからこそ難しいところがあります。
試験官だけを見ていると、どうしても、
「大人に向かって発表している」
という雰囲気になりやすいからです。
練習するときから、
「ここに子どもが座っている」
と想像してみましょう。
私は目線も一か所に固定せず、
右側の子 → 真ん中の子 → 左側の子
というように、クラス全体へ話しかけることを意識して練習しました。
ただし、機械的に目線を左右へ動かす必要はありません。
あくまで、
「目の前に子どもたちがいる」
というイメージを持つための練習です。



一人一人の顔を見ながら話すっていう感覚です。
3分間でお話をまとめる
言語試験では3分間という時間が決められています。



この3分が意外と難しい!
自宅で普通に読むだけなら3分に収まっていても、本番を意識して、
- ゆっくり話す
- セリフに表情をつける
- 間を取る
- 身振りを加える
と、時間が長くなることがあります。
反対に、本番で緊張して早口になると、予定よりかなり早く終わってしまうことも考えられます。
そのため、
台本を作ったら終わりではなく、実際に声に出して何度も時間を測る
ことが重要です。
絵本や台本を見ながら話すことはできない
言語では、絵本・台本・人形などを使用してお話をすることはできません。
つまり、本番では自分自身の声・表情・身振りなどを使って物語を伝えます。
「文章を忘れたらどうしよう」
と不安になりますが、だからこそ私は文章を一言一句覚えるより、物語の流れを理解しておくことが大切だと感じました。
多少言葉が変わっても、話の流れが頭に入っていれば続けやすくなります。
【39点で合格】私が実際にやった言語の練習方法
ここからは、私が実際に保育士試験の言語を受験したときの練習方法を紹介します。
私は特別な話し方の経験があったわけではなく、基本的には独学で練習しました。
結果は50点満点中39点で合格。
満点だったわけではありません。
だからこそ、
「完璧に話せなければ合格できない」
と考えすぎなくてもよいと思います。
私が特に意識したのは、次のポイントです。
まず3分に収まるお話を作る
最初にしたのは、課題のお話を3分程度で話せる長さにまとめることです。
原作をそのまま話そうとすると、3分では収まりません。
だからといって削りすぎると、
「どうして急にこの展開になったの?」
と分かりにくい話になってしまいます。
そこで、
物語の始まり
↓
出来事が起こる
↓
話が展開する
↓
結末
という大きな流れを残しながら、細かな部分を整理しました。
このとき大切なのは、文章として美しくまとめることよりも、
3歳児が聞いて流れを理解できるか
だと思います。
台本を一言一句丸暗記しない
最初は私も、
「台本を完璧に覚えなければ」
と思っていました。
しかし、一言一句丸暗記しようとすると、一つ言葉が飛んだだけで、
「次なんだっけ?」
と頭が真っ白になりやすくなります。
そこで私は、文章だけでなく場面の順番を覚えることを意識しました。
例えば「3びきのこぶた」なら、
家を建てる
↓
オオカミが来る
↓
わらの家
↓
木の家
↓
レンガの家
というように、物語の場面を頭の中でつなげます。
そうすると、多少言葉を忘れても次の場面へ進みやすくなります。
タイマーで何度も3分を測る
これはかなり重要でした。
スマートフォンなどのタイマーを使い、本番と同じように最初から最後まで話して時間を測ります。
1回だけではなく、何度も測ります。
すると、
2分40秒
↓
3分10秒
↓
2分55秒
というように、同じ話でも毎回少し時間が変わることが分かります。
特に本番は緊張するので、
「自宅で一度3分だったから大丈夫」
では不安が残ります。



何度やっても大きく3分から外れない状態まで練習しておくと安心です。
スマホで自分の姿を撮影する
自分では、
「結構表情をつけている」
「大きな声で話している」
と思っていても、動画で見ると、
思っていたより無表情だった
ということがあります。
これは実際に撮影してみないと分かりにくいです。
私は、
- 声の大きさ
- 話す速さ
- 表情
- 目線
- 身振り
- 不自然な癖
などを確認しました。
最初は自分の動画を見るのが少し恥ずかしいかもしれません。
でも、自分の話し方を客観的に見ることができるので、かなりおすすめの練習方法です。
ぬいぐるみなどを子どもに見立てて練習する
自宅で壁に向かって練習していると、どうしても「暗唱」になりやすくなります。
そこで、ぬいぐるみなどをいくつか並べ、
「ここに3歳の子どもたちがいる」
と想像して話す練習もできます。
もちろん本番でぬいぐるみを使うわけではありません。
あくまで、
子どもに向かって話す感覚をつかむための自宅練習
です。
「この子にも聞こえるように」
「こっちの子にも話しかけよう」
と考えると、自然と目線も広がります。
本番と同じ姿勢で練習する
意外と忘れやすいのがこれです。
ずっと立って練習していたのに、本番では座って話す。
反対に、ずっと座って練習していたのに本番では立つ。
となると、思った以上に感覚が変わります。
私は本番で自分がどう話すかを決めて、その状態で練習することをおすすめします。
服装についても同じです。
本番で着る予定の服を着て、
「腕を動かしにくくない?」
「座ったときに気にならない?」
と確認しておきましょう。
実技試験当日の服装について「スーツで行く?」「スニーカーでも大丈夫?」と迷っている方は、実際に私が受験したときの会場の服装もこちらで紹介しています。


練習で準備するもの


言語は当日あまり準備物は必要ありませんが、練習するときにあると役立つものを紹介します。
・台本(暗記しておく)
・タイマー
・撮影できるもの(スマホなど)
・椅子
・子どもに見立てた人形など
・鏡
練習の簡単な流れ〈3ステップ〉具体的に解説


なるべく本番の環境に近づけるために、自分用の椅子と目の前に子どもに見立てた人形を間隔を空けて2~3体置いて練習します。
こうすることで、子どもたちが目の前にいるというイメージを膨らませやすくなります。



目線のやり方の練習になりますよ!
そしてタイマーで3分を測りながら、台本を見ず目の前の人形たちに向かってお話しします。
目の前に鏡などを置いていると、話している時の自分の表情がリアルタイムで分かります。



鏡はなくても、スマホなどで自分のお話ししている姿を撮影しておくと、あとから見てチェックすることができます!
【体験談】保育士試験「言語」本番はどんな感じだった?


練習を重ねても、やはり一番緊張するのは本番です。
私自身も、
「途中で忘れたらどうしよう」
「緊張して声が出なかったらどうしよう」
と不安でした。
ここでは、私が実際に受験したときに感じたことを紹介します。
言語の試験:わたしの受験体験記
造形の試験が終わってから言語の試験までが3時間以上あったので、待ち時間は指定の部屋で持参した文庫本を読んだり、スマホを見たりして時間を過ごしました。
ここまで来たら、あとは練習してきた自分を信じてあまり緊張しないように他のことを考えたりして気をまぎらわせていました。
その後、試験時間の1時間前くらいには待機室に移動します。
ここからは、事前に用意した課題の台本にも何度か目を通し、頭の中でひたすらイメトレ!
もう、腹をくくって待つのみです!
自分の番が近づいてくると、試験官の人に呼ばれます。
そして試験が行われる教室に誘導されます。
私が試験教室の前につくと3人の人が教室前の椅子に座って待機していました。
試験が終わって教室から1人が出てきたタイミングで、待機していた1人が教室に入り、空いた席に私が座りました。
この待ち時間の間、試験を受けている人の声はめちゃくちゃ聞こえます(汗)
私の声もこんな風に聞こえちゃうのね~と緊張しましたが、客観的に素話を聞くことができて、とっても参考になりました。
大げさすぎるなあ。とか、声が元気がないなあ。
逆に、聞いていてわくわくするなあ。など。
いよいよ自分の番が来ると、入室。
試験官は2人で、50代くらいの男の人と女の人1人ずつでした。
男の人は堅い印象、女の人はニコニコしていました。
荷物置き場に荷物を置いた後、受験番号のシールをそれぞれの試験官に手渡しして指定の椅子に座ります。
目の前には、子供用の椅子が2脚間隔を空けて置かれています。
男の人の試験官が
「準備はいいですか?」
と聞いてきました。
私は、大きく深呼吸を1度してから「はい」と答えるつもりでしたが、深呼吸の途中で「ではお願いします」と言われてしまい、焦って「はい!」と笑いながら答えてしまいました。
女の人の試験官もそんな私を見てほほえましく笑ってくださり、その優しさに一気に緊張がほぐれたことをよく覚えています。



言語の試験で意識したポイントです
- 15人の子どもに聞こえるような声量
- 15人の子どもを1人1人見回すようにゆっくり目線や顔を動かす
- 大げさな表現にならないよう気を付ける
- 表情は豊かに
制限時間より早く終わってしまっても、タイマーが鳴るまでは椅子に座ってひたすらニコニコしているしかありません・・(汗)
言語は、試験官がニコニコ聴いてくれる人、むすっと堅い人、色んな人がいます。
人によっては話しにくい・・と感じる人もいるかもしれません。
試験官に圧倒されて力が発揮できないことがないよう、目の前の15人の子どもたちとの世界に入り込みましょう!
多少の時間配分のミスや言い間違えだけが理由で不合格にはなりませんので、気持ちを大きく持って試験に臨むことがポイントです。
ポイント:待ち時間が長くなることもある
実技試験は、自分が選択した2分野を順番に受験します。
そのため、試験の組み合わせや当日の時間割によっては、次の試験までかなり時間が空くことがあります。
私の場合も、造形と言語の間に長い待ち時間がありました。
待ち時間が長いと、
「もう一度台本を全部確認しよう」
「ここも直した方がいいかな」
と不安になってしまうことがあります。
でも、本番直前になって内容を大きく変えると、逆に混乱する可能性があります。
私は、試験当日はこれまで練習してきたものを確認する程度にしておく方がよいと思います。



今まで頑張った自分を信じて!
ポイント:試験室に入ったら「子どもに話す」ことを意識する
本番ではどうしても試験官が気になります。
しかし、
試験官に評価してもらうために話す
と考えると、余計に緊張してしまいます。
私は、
「目の前に3歳の子どもたちがいる」
という意識を持つようにしました。
試験官の表情を見て、
「笑ってくれない」
「反応がない」
と不安になる必要もありません。
子どもへお話を届けることに集中しましょう。
ポイント:完璧にできなくても39点で合格できた
私の言語の結果は39点でした。
「もっとこうすればよかったかな」
と思うところはありましたが、それでも合格できました。
この経験から感じたのは、
少し噛んだり、思った通りにできなかったりしただけで「もう不合格だ」と決めつけないことが大切
ということです。
本番中に、
「あ、今間違えた!」
と思っても、そこで表情を曇らせたり話を止めたりするより、
そのまま子どもへのお話を続ける
ことを意識しましょう。
言語試験で合格するために本番で意識したいこと
ここまで練習できたら、本番では新しいテクニックを増やすより、練習してきたことを出すことに集中しましょう。
入室から落ち着いて行動する
本番は緊張します。
「失敗しないように」
と考えすぎると、試験が始まる前から焦ってしまいます。
試験室へ入ったら、係員や試験官の指示を確認しながら落ち着いて行動しましょう。
分からないことを自己判断するより、当日の案内や指示に従うことが大切です。
子どもへ話しかけるつもりで始める
最初から、
「暗記した文章を間違えずに言うぞ!」
と考えると、どうしても表情が硬くなります。
それより、
「今日はみんなに○○のお話をするよ」
という気持ちで始める方が、子どもへ話しかける雰囲気を作りやすくなります。



題名から物語の世界へ自然に入っていけるよう、最初の部分は特に繰り返し練習しておくケロ♪
失敗しても止まらない
本番で一言も間違えず、練習どおり100%話せるとは限りません。
少し言葉が飛んだ。
言い直した。
セリフを少し変えてしまった。
そんなことがあっても、
「失敗した=不合格」
と考える必要はありません。
細かな採点基準は公開されていないため、「一度噛んだら○点減点」といった情報を気にしすぎないことも大切です。



実際の保育現場でも、一字一句間違わない読み聞かせなんてしていません。
大事なのは物語の世界を子供たちに感じてもらうこと!
物語の流れを思い出して、落ち着いて続きを話しましょう。
3分ぴったりを狙いすぎない
3分を意識することは大切ですが、
「2分59秒で終わらなければ!」
と秒単位で考えすぎる必要はありません。
むしろ、
「あと何秒?」
と時間ばかり考えていると、子どもへ話しかける意識が薄れてしまいます。
普段の練習で何度も時間を測り、自然に話しておおむね3分に収まる状態を作っておきましょう。
独学で言語対策をするのが不安な場合は?
私は独学で練習して39点で合格できました。
そのため、言語は必ず通信講座を受けなければ合格できない試験ではありません。
まずは、
- タイマーで測る
- 動画を撮影する
- 家族に見てもらう
- 本番を想定して繰り返す
といった方法でも十分練習できます。
一方で、
「自分の声の大きさが適切か分からない」
「表情や身振りが不自然じゃないか不安」
「動画を見ても、どこを直せばいいのか分からない」
という人もいるでしょう。
こうした場合は、第三者から実技についてアドバイスを受けられる講座を利用する方法もあります。
独学で不安な部分だけ補うという考え方でもよいでしょう。
「自分の練習方法で大丈夫かな?」と不安な方は、実技対策に対応した通信講座を利用する方法もあります。
独学で十分練習できている方には必要ありませんが、自分では改善点を見つけにくい方は、プロのアドバイスを受けることも選択肢の一つです。
\ 保育士試験の実技対策を詳しく見てみる /
「1つの講座だけでは決められない」「料金やサポート内容を比較してから選びたい」という方は、こちらの記事で保育士試験の通信講座を比較しています。


保育士試験「言語」についてよくある質問
途中で話を忘れたら不合格になる?
途中で言葉を忘れたことだけで不合格になる、と公式に示されているわけではありません。
言葉が飛んでも、物語の流れを思い出して続けられるように練習しておきましょう。
そのためにも、台本の一言一句だけでなく場面の順番を覚えておくことをおすすめします。
途中で噛んだら不合格?
「1回噛んだら不合格」といった採点基準は公表されていません。
少し噛んだだけで、
「もうダメだ」
と諦めないようにしましょう。
落ち着いてお話を続けることが大切です。
3分より短かったら不合格?
「○秒短いと不合格」といった細かな基準は公表されていません。
ただし、言語は3分間のお話として課題が設定されています。
そのため、極端に短くならないよう、練習時からタイマーで確認しておきましょう。
3分を超えたらどうなる?
試験時間は3分です。
そのため、物語の途中で時間を迎えないよう、練習段階で3分程度にまとめておくことが重要です。
本番だけ時間を合わせようとするのではなく、何度話しても大きく時間がずれない状態を目指しましょう。
声色は登場人物ごとに変えた方がいい?
無理にすべての登場人物で大げさに声を変える必要はありません。
ただ、登場人物や場面に合わせて声の高さ・速さ・表情などに変化をつけると、子どもが物語をイメージしやすくなります。
「演技をしなければ」と考えすぎるより、3歳児へ分かりやすく伝えることを優先しましょう。
立つのと座るのはどちらがおすすめ?
公式上、立っても座っても構いません。
どちらを選ぶにしても、本番直前に変えるのではなく、自分が話しやすい方を決めて同じ姿勢で練習するのがおすすめです。



私は子供の目線に合わせやすいので、座って話しましたよ。
独学でも合格できる?
できます。
私自身もほぼ独学で練習し、39点で合格しました。
ただし、自分の話し方を客観的に確認することは重要です。
動画撮影や家族への披露などを活用し、それでも改善点が分からない場合は通信講座などを検討する方法もあります。
まとめ|「上手に暗唱する」より3歳児に伝えることを意識しよう


保育士試験の言語では、
「噛んだら不合格?」
「3分ぴったりじゃないとダメ?」
「途中で忘れたら落ちる?」
と細かな失敗が気になってしまいます。
私自身も受験前は不安でした。
しかし、言語で求められているのは、単に台本を一言一句間違えず暗唱することではありません。
大切なのは、3歳児クラスの子どもたちへ、お話の世界が伝わるように話すことです。
私は独学で、
- 3分に収まるよう何度も時間を測る
- 台本だけでなく物語の流れを覚える
- 自分の姿を動画で撮影する
- 子どもがいるつもりで目線を動かす
- 本番と同じ状態で繰り返し練習する
ことを意識し、39点で合格できました。
完璧にできなければ合格できないわけではありません。
本番で少し言葉を間違えても、
「もうダメだ」と止まらず、目の前の子どもたちへお話を届ける
ことを意識してみてください。
そして試験直前になったら新しい方法を次々と試すより、これまで練習してきたお話を自信を持って届けられる状態にしておきましょう。
保育士試験の合格までの流れも確認しておこう
言語試験の対策ができたら、筆記試験から実技試験、合格までの流れもあわせて確認しておくと安心です。
保育士試験の難易度や合格率、筆記・実技試験の内容、合格するためのポイントについては、こちらの記事でまとめています。







