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かもん
病児保育士
地方在住、40代病児保育士。

結婚を機に専業主婦に。
自分の将来に不安を感じ、家事・育児のスキマ時間に保育士試験の勉強をはじめる。
➡30代で保育士試験に合格
その後、幼稚園で働きながら幼稚園教諭の免許を取得。
現在、小児科の病児保育スタッフとして働きながら日々勉強中。

3姉妹の母。
ランニングとビールをこよなく愛す、カエル顔の自由人。

保育士のやりがいや魅力!頑張れる理由を体験談とともに紹介

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こんにちは!

30代から保育士デビューし、現在は小児科で病児保育士🔗をしているかもんです。

いきなりですが、保育士ってホント大変な仕事ですよね・・

毎日子どもたちのケガや精神面に細心の注意を払いながら身の回りの世話や遊びでクタクタになるまで走りまわり、保護者のクレーム対応や自宅に持ち帰って書類を書いたり行事の準備をしたり・・・

きわめつけは、こんなにハードで子供の命を預かる大変な仕事なのに、

給料が安い!!(泣)

いいことないじゃない!

保育士かもん

でも保育士をやってて良かった~!
と心底思うこともたくさんありますよ。

今回は「保育士やってて良かった!」と思う瞬間・やりがいを感じることを体験談をもとにわかりやすく紹介します。

お給料は安いけど、がんばれる理由がギュッ!と詰まっているのでこれから保育士をめざす学生さんや、心が疲れた保育士さんに目を通してもらえると嬉しいです^^

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目次

保育士がやりがいや魅力を感じること6選!

それでは実際に、私がやりがいや魅力を感じたことや場面を紹介していきます。

保育士かもん

個人的な感想や意見がベースになりますので、参考程度で気軽に読んでくださいね

1.子供の成長が感じられたとき

保育士がやりがいを感じることを挙げるとき、多くの人が「子供の成長が感じられるとき」と答えるでしょう。

毎日子供と関わっていくことで、自然とひとりひとりに愛着がわきます。

そして昨日まではできなかったことができるようになった瞬間や、グッと我慢ができるようになった瞬間・・

いろいろな瞬間にみられる成長に感動したり喜びを感じることが、なによりも大きなやりがいにつながります。

保育士かもん

実際に成長を感じられた瞬間を少し紹介します☆

子どもの成長を感じられる瞬間・場面

  • まだ歩けなかった子が歩き出したとき
  • トイレトレーニング中の子がトイレでおしっこ成功したとき
  • 野菜が苦手な子ががんばってひと口食べたとき
  • 毎朝泣いて登園していた子が泣かずに登園できたとき
  • すぐにかんしゃくを起こしていた子がグッと我慢できたとき
  • 困っている子に声をかけているとき

上に挙げたのはほんの一例です。

保育中に子供の成長を感じられることは本当にたくさんあります。

胸がきゅんとなったりウルウルしたり・・

「こんな経験ができる保育士って、素敵な仕事だなぁ。」

と思う瞬間です!

わたしのやりがい体験談

毎朝大泣きしながら登園して来る子がいました。

お母さんと離れるときに大暴れ。

ときには泣きすぎて吐いてしまうことも・・

落ち着くまでひとしきり抱っこをしたり、園庭を散歩したり。

徐々に保育園にも慣れ始め、だんだん泣く時間も短くなり、2週間ほどすると一人で教室まで来れるように^^

それだけでなく、泣いている子の手を引いて教室まで来ることも!

ついこないだまでパニックになるほど泣いていたのに・・

子供のたくましさや思いやりの気持ちに胸がジーンとくる出来事でした。

保育士かもん

子供ながらに毎日頑張っている姿や、成長していることをいろんな場面で感じられるのが保育士です^^

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2.子供の笑顔をみられたとき

子供の成長を感じたときに「保育士やってて良かった!」と思うのと同じように、子供の笑顔を見られたときにもやりがいを感じます。

やりがいを感じる子供の笑顔

  • 登園してきたときに保育士の顔を見つけて「先生~!」と笑顔でかけよってきてくれたとき
  • ゲームや手遊び歌などで子どもたちが楽しそうに笑っているとき
  • 泣いていた子供が笑顔に変わったとき
  • 目が合うとニコッと笑ってくれたとき

子供の笑顔にはものすごい力があります。

落ち込んでいるときでも子供がニコッと笑ってくれると、自然とこちらも笑顔になります。

また保育士が設定した遊びで子どもたちが大盛り上がりをしたときに、大きなやりがいを感じることもあります。

たくさんの笑顔を見られる保育士の仕事は、大変だけどやっぱり魅力的です^^

私のやりがい体験談

プライベートで嫌なことがあり、すっごく落ち込んでいた日。

仕事にプライベートを持ち込まないよう、いつもの調子で子供たちと接していた私。

突然一人の男の子(2歳)が、私の顔をジーっと見つめてニコッと笑いかけ頭をヨシヨシしてくれました。

(え?励ましてくれてるのかな?!)

子供には落ち込んでいる私の気持ちがわかったのかな?と驚きと感動で胸がいっぱいになった出来事でした。

保育士って、子供にたくさん元気や感動をもらえる仕事です!

3.行事をやり終えたとき

保育園や幼稚園ではいくつかの行事があります。

とくに何度も練習をかさねて本番を迎える運動会やお遊戯会などは、本番を無事に終えるとなんともいえない達成感を感じます。

保育士かもん

これこそ保育士をやる最大の醍醐味ともいえます!

大きな行事だけではなく、毎月の誕生会や遠足などのイベントも自分で企画や準備・運営などを行うと終わったあとに達成感や充足感を感じられます。

行事やイベントで感じるやりがいポイント

  • 子供の一生懸命頑張る姿をみられる
  • 子ども同士や子供と保育士との絆が深まる
  • 他の保育士と協力したり助け合うことで職員間の一体感がうまれる
  • 通常保育に加えて準備や練習など大変なぶん、乗り越えたときに自分の自信につながる

行事やイベントが負担で保育士を辞める人がいるのも現実です。

しかし大変だからこそ、やりきったときの達成感や自分の成長につながります。

また経験を重ねてくると色んなノウハウやスキルが身に付き、後輩や同僚から頼りにされる存在にもなります。

効率良く準備や企画を立てることもできるようになってくるため、最初の数年間を乗り切れるかがポイントです!

ケロりん

大変さを上回るくらい達成感ややりがいを感じられれば、保育士の仕事は楽しくなるケロ~

私のやりがい体験談

2歳児クラスを担当していたときのお遊戯会。

歌やダンスの練習を重ねてのぞんだ本番当日。

それまで練習でじっとしていられなかったり嫌がって泣いていた子が、ステージの上でハニカミながらも頑張って踊ったり歌っている姿に感動。

4月当初の不安そうな顔や毎日泣いてばかりしていた子たち。

そんな子供たちを相手に毎日頭を悩ませ、うまくいかず落ち込んだりしてきた日々を思い返し、子供たち一人一人の成長と保育士のやりがいを実感した瞬間でした。

4.保護者に頼られたり感謝されたとき

保育士は子供と関係を築いていくだけでなく、保護者とも信頼関係をつくっておくことが大切です。

日ごろからこまめにコミュニケーションをとることで、いざというときに保護者から悩みを打ち明けあけられたり、子供のことで相談されたりする機会も増えてきます。

そして保育士も親身になって保護者の悩みや相談に答えたり気持ちに寄り添うことで、その関係性はより深くて固いものになります。

「先生聞いてください~」

「先生に話せてよかった、ありがとう!」

そんな言葉をかけられたら、保育士としては保護者の力になれて嬉しい!と思いますよね^^

また子供が今までできなかったことができるようになったとき(トイレやお箸、着替えなど)に、保護者から感謝されることもあります。

保育士かもん

クラスが変わるときに感謝のメッセージやお花をもらうこともあります。
そんなときは感極まって涙ぐんでしまう先生もいましたよ^^

私のやりがい体験談

一時預かりの2歳児クラスを受け持っていたとき。

朝、お母さんと一緒に登園してきた子供の様子がいつもと違う・・

仏頂面のお母さんと、そんなお母さんの顔を不安そうな顔でちらちら見ている男の子。

(ん?なにかおかしいな・・)

そう思いながらもいつものように明るく、

「〇〇くん、おはよう!」

と声をかけた私。

そのときしかめっ面したお母さんが男の子に向かってこう言いました。

「ほら早くいけよ!お前なんかいらない!」

一瞬声を失う私・・泣き顔の男の子。

これはただ事ではないと感じた私は、男の子の手をそっとつなぎながら

「お母さん、何かあったの?」

まずはお母さんに寄り添えるよう、話しに耳を傾けました。

お母さんはしかめっ面からだんだん泣き顔に変わり、緊張の糸が切れたように子育ての悩みや苦しんでいることを話してくれました。

お母さんは子供のことをとっても大切に思っていて頑張っているのに、うまくいかないことや悩みを吐き出せる相手がいなくていっぱいいっぱいになっていること。

そんな自分に嫌悪感を感じて子供にも申し訳ないと思っていること。

涙でぐちゃぐちゃになった顔で、男の子に謝りギュッと抱きしめるお母さん。

ひとまず男の子をクラスに送り、その後お母さんをゆっくり話せる部屋に案内してもう一度落ち着いて話しを聞きました。

お母さんの母親は早くに亡くなっている

転勤族であまり仲のいい人がいない

旦那さんは育児に協力的

感情のコントロールが苦手

初めて耳にする事実を聞いて、それまでのお母さんの苦労や孤独を想像して胸が詰まる思いでした。

保護者と保育士という立場は違っても、同じ子育てをする親として、日ごろから同じ目線で話しをして共感しあうことがいかに大切かを痛感しました。

その後お母さんにPTAのお仕事を手伝ってもらいながら園内で顔を合わせる機会を増やし、こまめに声掛けをしたりたわいもない会話をして積極的にコミュニケーションをとるように。

そのうちに自然と他のPTAの保護者とのつながりもでき、お母さんの表情も少しずつ柔らかくなっていきました。

男の子が卒園するときに、お母さんからこう声をかけられました。

「先生、一番苦しかったときに声をかけてくれてありがとう。あの時に声をかけてくれなかったら、たぶん子供も私も壊れてたと思う。本当に感謝してます。」

保護者に寄り添うことの大切さや、信頼してもらえたり気持ちが通じ合ったときの喜びをあらためて実感した出来事でした。

保育士かもん

卒園した後も保護者にスーパーなどでばったり出会うと、ついつい色んな話に花が咲きます。

5.卒園式を迎えたとき

子供の成長を近くでずっと見守り、ときには頭を悩ませたり一緒に大笑いしたり。

そんなかわいい子供たちが卒園式を迎えたとき、大変だったことや楽しかったこと、それまでの思い出が胸をよぎって保育士としてこれ以上ない達成感や感動がこみあげてきます。

やんちゃで手のかかった子や内気でなかなか心を開いてくれなかった子、かんしゃく持ちでよく泣いていた子・・

そんな子供たちが未来へ向かって羽ばたいていく瞬間に、保育士をやってて良かった!と、感じるでしょう。

私のやりがい体験談

いざ迎えた卒園式。

ひとりひとり名前を呼ばれ、壇上で卒園証書を受け取っていく姿は何よりも胸が震えます。

子供たちの凛としたまなざしや堂々とした返事。

これから進んでいくであろう未来への可能性を無限に感じます。

どんなに手がかかっても、親がクレーマーで苦労しても、どの子もかわいくて愛着のある子たち。

ひとりひとりの未来が光り輝いていけるよう願いを込めながら笑顔で送り出す瞬間、保育士って素敵な仕事だな・・と実感できます。

6.自分が成長できたとき

子供の保育や保護者対応、いろいろな行事の企画や準備・運営、さまざまな業務を通してたくさんのスキルが身につきます。

具体的に身につくスキル

  • 危険を予知したり環境を整える能力
  • 保護者対応で身に付く接客力
  • さまざまの子供の保育を通して身に付く柔軟性と包容力
  • 行事の運営などで身に付くプレゼン能力や企画力
  • お便りや書類の作成・ブログ投稿などで身に付くパソコンスキル  など

これらのさまざまな能力は、保育士以外の仕事でも十分生かすことができます。

「保育士経験あり」

この実績は転職する上でも大きな武器になります。

保育士に疲れたからいったん違う仕事をしようかな‥と悩んでいる人は一度転職してみるのいいと思います。

保育士かもん

常の人出不足の保育業界にはいつでも戻れますからね!

まとめ:保育士は大変だけどやりがいある魅力的な仕事

保育士の仕事は本当に大変です。

ときには理不尽なことに耐えたり、休憩なんてないのが当たり前だし、家に帰ってからも仕事をしたり。

その割にはお給料は安いので、保育士に見切りをつけて転職していく人が多いのも現実。

しかし保育士にしか味わえないような魅力もあります!

子供の成長に立ち会って、一瞬一瞬に感動を感じられる素敵な仕事です。

保育士になろうか考えている人、保育士に疲れた人、そんな人がこの記事で保育士の魅力に少しでも触れることができれば幸いです。

▼保育業界にはいつでも戻れます!

一度違う業種を経験するのもおすすめです^^

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この記事を書いた人

40代病児保育士。
30代で保育士試験合格、保育士デビュー。
その後ピアノをゆるーく習得、幼稚園教諭の免許を取得。
現在、小児科の病児保育スタッフとして働きながら日々勉強中。

3児の母。
ビールとランニングをこよなく愛す、カエル顔の自由人。

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