こんにちは!
30代で保育士デビューをして、現在は小児科で病児保育士🔗をしている「かもん」です。
いつか保育士になりたい人、
これから保育士資格を取ろうと思っている人、
保育士の仕事についている人、
ピアノって弾けますか?
どうしよう。
保育士になりたいけどピアノが弾けないわ、、
保育士資格は取れたけど、実際に働くにはピアノが弾けないとダメなのかな?
特にこれから保育士資格を取ろうと考えている人の中には、そんな不安な気持ちを抱えている人が結構いると思います。
でも、私の経験上こう断言できます。
ピアノが弾けなくても大丈夫です!
保育士資格はとれるし、保育士の仕事だって問題なくできます。
ピアノが弾けないからといって、保育士になることをあきらめないでください。
保育士=ピアノが必須というわけではありません。
私も音楽は苦手で、楽譜も読めない、音符もわからない状態からの保育士スタートでした・・
この記事を読めば、ピアノが弾けなくても保育士としてどういう仕事ができるのかがわかります。
またこれから一念発起してピアノを練習しようと思っている人におすすめの練習方法をお伝えします。
この記事を読んでわかること
- ピアノが弾けなくても保育士資格はとれる
- ピアノが弾けなくても保育士の仕事はできる
- これからピアノを練習して弾けるようになるのもアリ
\ピアノを弾けるようになりたい保育士対応♪オンライン音楽教室ならここ!/
保育士試験はピアノが弾けなくてもいい
まずは保育士の資格をとるときに、ピアノが弾ける必要があるかどうかです。
保育士試験には、筆記試験と実技試験があります。
筆記試験を全科目で合格できた人は実技試験に進みます。
実技試験は3つの科目から自分で2つの科目を選んで受験します。
3つの科目
造形、音楽、言語
このうちの音楽では、演奏する楽器はピアノでなくてもかまいません。
ピアノは弾けないけど、ギターが弾ける人などは音楽を選択できるケロね
私は音符も楽譜もよめないような音楽オンチだったので、もちろん言語と造形を選んで受験しました。
この実技試験にも合格できれば、保育士の資格が取得できます。
そのため、保育士の資格をとる時にピアノは弾けなくても全然OKです!
※筆記試験の科目、「保育実習理論」の試験で音符や楽譜の問題が出ることはあるので、多少の知識は必要かもしれません。 といっても、試験勉強で学ぶ程度で十分です。
ピアノが弾けなくても求人に採用される
では、実際にピアノが弾けなくても保育士として採用してもらえるのでしょうか?
答えは簡潔に、YES! です。
私もピアノ弾けません!音符読めません!と就職面接の際に伝えましたが、何の問題もありませんでした。
保育士の仕事にもいろいろ種類があります。
そもそもピアノを弾く必要のない施設もあります。
例
- 病児保育
- 学童保育
- 託児所
- ベビーシッター など
また、施設自体はピアノを弾く機会はあっても、自分の担当しだいではピアノを弾かなくていい場合もあります。
例
- 赤ちゃんクラスや1歳児クラス
- 複数担任で弾ける人が弾くスタイル
- 特定のクラスに入らないフリーの保育士
- 音源を使って保育する
ピアノを弾く必要がないかは、就職の際にしっかり確認しておきましょう。
自分で交渉することが苦手であれば、「転職エージェント」に登録して担当の人に交渉してもらうのもいいと思います。
就職した後に、実はピアノが弾けないと困る・・なんてことにならないよう、最重要事項として事前に確認しておきましょう!
>>
自分からは言いにくい待遇や給与の交渉もプロにお任せ^^
ピアノが弾けない保育士はどうやって保育してる?
では、ピアノが弾けない保育士は現場でどのように働いているのでしょうか?
わたしの経験をもとに、ひとつずつ解説していきます。
赤ちゃんクラスの担当
赤ちゃんクラスでは、他のクラスに比べるとピアノを弾く回数が少なくなります。
たまに季節の歌を聴いたり保育士が歌ったりはします。
そして、赤ちゃんクラスは保育士の配置基準のうえでも1人担任のところより複数担任のところが多いです。
国が定めた保育士の配置基準
子どもの年齢 | 子どもの人数:保育士の人数 |
---|---|
0歳 | 3:1 |
1~2歳 | 6:1 |
3歳 | 20:1 |
4歳 | 30:1 |
5歳 | 30:1 |
基本ピアノが弾ける先生が弾いてくれるので、もっぱら歌うほうに力をいれましょう。
特定のクラスに入らないフリーの保育士
担任になると、どうしても自分で保育を回さないといけない場面がほとんどです。
しかし、特定のクラスを受け持たない「フリーの保育士」だと担任の先生のサポートに入ることが多くなります。
主となってピアノを弾くことより、手が回らない子どもの面倒を見たり、頼まれたことを手伝ったりする機会のほうがメインになります。
でも、サポートする担任の先生や子ども、場面がよく変わるというデメリットもあります。
その場その場に応じた柔軟性のある対応をしていかないといけません。
ある意味、一番いろいろなことに細やかな気遣いが必要なポジションでもあります。
弾ける先生が弾いてくれる
先ほどお話しした赤ちゃんクラス以外にも、担任が1人ではなく複数担任のクラスはたくさんあります。
0.1.2歳児だけではなく、園によっては3・4・5歳児クラスも複数担任にしているところもあります。
また、小規模園や企業内保育所など、そもそもの子どもの人数が少ないため、異年齢児で一斉に保育をするところもあります。
そういう場合は、一緒に保育をしている保育士の中でピアノが弾ける先生がピアノを担当します。
ここで大切なことは、ピアノをしない代わりにそれを補うような何かを受け持つということです。
一人の先生に負担が偏ることは、チームで保育をしていくうえで良い結果を招きません。
「読み聞かせを担当する」「手遊びを担当する」「ダンスや体操を担当する」など、自分にできることをみつけて自分の保育の強みにしていきましょう!
私は、最初は図書館で大型絵本を借りてきて子どもたちに読み聞かせする役を買って出ましたよ
CDなどの音源を活用する
これは就職した園の方針もあると思います。
歌を歌うときは、CDなどの音源を流すというやりかたです。
実際に、赤ちゃんクラスではたびたびこの方法が取られています。
*園によっては、ピアノにこだわるところもありますので、事前に確認しましょう
完全無料で利用できる保育求人ラボ
保育士専門の転職サイトを上手に利用して、ピアノを弾かなくていい職場を見つけませんか?
保育士になってからピアノを練習してみる
ピアノが弾けないということは、現実的に3.4.5歳児クラスの1人担任になるのは難しいかもしれません。
どうしても1人担任の保育士になりたいと思うのなら、思い切ってピアノが弾けるようになることを検討してみてください。
簡単楽譜や右手で旋律が弾けさえすれば、子どもたちはピアノの音に合わせて歌ってくれます。
では、練習する方法を2つ紹介します。
ピアノ教室に通う
全くのピアノ初心者の方は、やはりプロの先生にレッスンしてもらうのが1番だと思います。
こんな人はピアノ教室がおススメ
- 音符や楽譜の読み方がわからない
- 右手と左手がばらばらに動くのが信じられない
- 週に1度ほどレッスンの時間が取れる
そもそもの音符や楽譜の読み方がわからないと、その勉強だけでかなりの時間をかけてしまいます。
自分で学ぶよりプロの先生にポイントを絞って教えてもらうほうが何倍も効率が良いです。
デメリットとしては、レッスンに行くための時間とお金がかかるということです。
しかし逆に考えると、時間やお金をかけるのを最短にしたいという思いから、自分のモチベーションも上げやすくなります。
そしてそれは、結果的にピアノを習得できるのが速くなるということにもつながります。
大人でピアノ未経験でもレッスン可能か、事前にピアノ教室に確認しておきましょう
オンラインの音楽教室を受講する
コロナ禍や感染症などが不安で教室に通うのをためらわれる人。
忙しくて教室に通う時間がない人。
交通手段などの点からも自宅でレッスンを受けたい人。
こんな人たちには、オンラインでレッスンが受けられるオンライン音楽教室がおすすめです。
「オルコネ」では、保育士を目指す人や、大人の楽器未経験者のレッスンも手厚くサポートしてもらえます。
▼「オルコネ」オンライン音楽教室について詳しく見てみる♪
YouTubeなどで独学で練習する
もう一つの方法は、YouTubeなどで自分で練習するということです。
今やたくさんのお手本や教材となる動画がたくさんネットにあります。
自分が必要な曲だけを抜粋して、YouTubeなどで何度も反復練習することでピアノ演奏を習得できるならそれが1番効率的ではあります。
こんな人はYouTubeなどでの学習がおススメ
- ある程度音符や楽譜が読める
- 好きな時に自分のペースで練習したい
- できるだけお金をかけたくない
実際に簡単な曲や単純な曲なら、YouTubeなどで十分弾けるようになると思います。
時間やお金の面でも負担は圧倒的に軽いです。
ただし、多少の音楽の知識がないとなかなか難しいこと、自分のモチベーションを保つのが大変という点がデメリットではあります。
わたしはピアノ教室に通いながら、並行してすぐに弾きたい曲をYouTubeを見ながら練習していました
現役保育士がピアノを弾けるようになるまでの体験談を見てみる
ピアノが弾けなくて辛い保育士が避けたほうがいい職場とは
ピアノが弾けない人が避けるべきな職場は以下の通りです。
- 音楽に力を入れている
- お遊戯会や発表会のクオリティーが非常に高い
これらの園では、保育士にピアノの技術を求めている場合が多いです。
お遊戯会でオペレッタ(歌と劇を取り入れたもの・ミュージカル的な要素が大きい)を発表にしている場合は、保育士がピアノの伴奏をする必要もあります。
電子ピアノではなく、ちゃんとしたピアノにこだわるところもあります。
その場合、鍵盤の重さが全く違うので、自宅の電子ピアノや卓上キーボードで練習しただけではうまく弾くことができません。
そうなると、弾けない人にとっては負担が大きすぎます。
事前に施設のホームページなどで発表会の様子などをリサーチしておきましょう。
まとめ:ピアノが弾けなくても保育士の仕事はバリバリできる
保育士になりたいけどピアノが不安という方、ピアノが弾けなくても保育士の仕事はできます!
保育士=ピアノではありません。
◎保育以試験はピアノ必須ではない
◎保育士の仕事はピアノが弾けなくてもできる
◎これからピアノを習得することもできる
ピアノが理由で保育士になることをあきらめないでください。
保育士は常に人手不足です。
ピアノが弾けないからといって採用を断られることよりも、歓迎されることのほうがはるかに多いです!
また、ピアノを弾けるようになりたい人は、今から練習したのでも遅くありません。
上手に難しい曲を弾けるようになる必要はありません。
子どもが楽しく歌えることが目的です。
私の場合は、子どもたちに「先生ピアノ苦手だから、もし間違ったり止まっても大きな声で歌ってね!」と先にカミングアウトしていました。
そうすると本当に子どもたちは大きな声で歌ってくれます。
間違ってピアノの音が途切れても「先生がんばれ!」と励ましてくれたり(泣)
たくさんのときめきに毎日出会える「保育士」という仕事を、ぜひ一緒に楽しみませんか??
▼求人を見るだけの登録でももちろんOK!
登録~就職サポートまですべて無料で利用できる転職サイトおすすめ9選をまとめています。
電話勧誘なしのサイトや手厚い就職サポートを受けられるサイトなど、あなたに合う転職サイトがわかります☆
おすすめの転職サイト(すべて無料で利用できます◎)
転職サイト | ポイント | 対象地域 | 公式サイト |
---|---|---|---|
保育士ワーカー | 保育士支持率NO.1! 無資格OK/非公開求人多数 手厚いサポート体制 | 全国 | |
ジョブメドレー | 自分のペースで転職活動できる しつこい勧誘や電話なし! スカウト機能アリ | 全国 | |
保育isお仕事探し | 9万件の求人と、4万件以上の口コミを見放題! 20社以上の転職サイトを比較できる 転職アドバイザーの無料相談も受けられる | 全国 | |
保育求人ラボ | 専任のアドバイザーがマンツーマンでサポート 厚生労働省から認定◎ 管理職に特化したサービスあり | 全国 | |
レバウェル 保育士 | 6か月以内のスピード転職はおまかせ! 履歴書・面接対策あり LINEでいつでも気軽に相談可能 | 全国 (首都圏 多め) |