30代で保育士デビューをして、現在は小児科で病児保育士をしているかもんです。
「保育士と幼稚園教諭って、どう違うの?」
「今の職場にモヤモヤしてるけど、幼稚園教諭のほうが自分に合ってるかも…?」
こんなふうに感じたことはありませんか?
実は、保育士と幼稚園教諭は似ているようで、仕事の内容や働き方、必要な資格、向いているタイプなどにしっかりと違いがあります。
今回は保育士と幼稚園教諭の仕事内容や一日のスケジュールなどをわかりやすく解説します。
保育士かもん実際に私が幼稚園と保育園で働いたときの体験談もお話します。
この記事がおすすめな人
- 保育士として働いているけど、転職も視野に入れている
- 幼稚園教諭へのキャリアチェンジを考え中
- どっちが自分に向いているのか、ハッキリさせたい
- 子どもに関わる仕事を、もっと自分らしく続けたい
この記事を読んでわかること
- 保育士と幼稚園教諭の具体的な違い(仕事内容・勤務時間・給与など)
- それぞれに向いている人のタイプ
- 将来を見据えた資格・キャリアの選び方
- 自分に合った働き方を見つけるためのヒント
幼稚園と保育園‥両方の職場のリアルをお伝えしますので、どちらに就職しようか悩んでいる人にも参考にしてもらえればと思います。
保育士と幼稚園教諭の違いとは?


保育士と幼稚園教諭は、どちらも子どもと関わる大切な仕事ですが、目的・制度・働く環境には明確な違いがあります。
ここでは「資格」「対象年齢」「働く施設」の3つの視点から、両者をわかりやすく比較していきます。
必要な資格と取得方法の違い
まず大きな違いは、必要となる資格の種類です。
- 保育士になるには、「保育士資格」が必要です。これは国家資格で、厚生労働省の管轄。 → 保育士養成校(専門学校・短大・大学)を卒業するか、保育士試験に合格することで取得できます。
- 幼稚園教諭になるには、「幼稚園教諭免許状」が必要で、こちらは教員免許の一種。文部科学省の管轄です。 → 幼稚園教諭養成課程がある学校で、所定の単位を取得・卒業し、免許を取得します。
さらに、近年は「認定こども園」の増加により、両方の資格を持つ人材のニーズが急増中。
実際に、養成校によっては保育士資格+幼稚園教諭免許状の両方を同時に取得できるコースも増えています。
ポイント
- 保育士=国家資格(厚生労働省)
- 幼稚園教諭=教員免許(文部科学省)
- 両方取っておくと、こども園・転職先の幅が広がる!
担当する子どもの年齢層の違い
次に注目すべきは、「どの年齢の子どもを担当するか」です。
・保育士:生後0歳〜就学前(0〜5歳)の子どもを保育します。
→ 特に0〜2歳児は、おむつ替え・授乳・睡眠サポートなど、生活全般の支援が中心です。
・幼稚園教諭:基本的には3歳〜5歳児が対象で、主に教育活動・集団生活の指導を行います。
例えば、赤ちゃんの成長を間近で支えたい、発達に寄り添いたいという人には保育士が向いています。
一方で、歌や制作、運動会などの行事やカリキュラムに沿って子どもたちを導くのが好きという人には、幼稚園教諭が合っているかもしれません。



あなたはどちら?
働く施設と制度の違い
保育士と幼稚園教諭は、働く施設の種類や制度も異なります。
| 項目 | 保育士 | 幼稚園教諭 |
|---|---|---|
| 主な勤務先 | 保育園、こども園、児童福祉施設 | 幼稚園、認定こども園 |
| 管轄省庁 | 厚生労働省 | 文部科学省 |
| 施設区分 | 福祉施設 | 学校教育施設 |
この違いは、保育の目的にも関わってきます。
- 保育園は「保護者が働いていて家庭での保育が困難な場合に、子どもを預かる福祉施設」
- 幼稚園は「学校教育法に基づき、子どもに教育を行う場所」
つまり、保育園=生活支援中心/幼稚園=教育中心という傾向があります。
働き方とライフスタイルの違い
保育士と幼稚園教諭は、勤務時間や休日、残業の量などに違いがあります。
「どんな毎日を送りたいか?」「プライベートとの両立はできるか?」といった視点からも、自分に合った働き方を見つけるヒントになりますよ。
勤務時間と休日の違い
まず大きなポイントが、「1日のスケジュールの違い」と「お休みの取りやすさ」です。
◉ 保育士の勤務時間
- シフト制(早番・遅番あり)が基本。
- 勤務時間帯:例)7:00〜16:00/9:00〜18:00/10:00〜19:00など
- 園児の保育時間が長いため、交代で勤務する必要があります。
- 土曜日も月数回は出勤の可能性あり(代休が出る園も)。
◉ 幼稚園教諭の勤務時間
- 一般的に固定時間(8:30〜17:00など)で働くことが多いです。
- 子どもは14時〜15時ごろに降園、そこから事務作業や準備時間。
- 土日祝は基本的に休み(行事や研修で出勤の場合あり)。
✅ プライベート重視なら?
「土日休みが欲しい」「夜は自分の時間が欲しい」なら、幼稚園教諭の働き方が合いやすい傾向があります。
残業・持ち帰り仕事の量と内容
働くうえで気になるのが「残業」や「仕事の持ち帰り」です。
これは園の方針や職場の雰囲気にもよりますが、全体の傾向は以下の通りです。
◉ 保育士の場合
- 業務時間内に保育・掃除・書類作成・連絡帳記入などが分散されていることが多い。
- 園長や主任が効率化を図ってくれている園では、ほぼ残業なしの職場も。
- ただし、人手不足や急な対応が必要な園では残業が発生しやすい。
◉ 幼稚園教諭の場合
- 制作物・壁面装飾・行事準備・カリキュラム作成など、細かな準備が必要。
- 特に行事前や学期末は持ち帰り仕事が増えがち。
- 「時間内に終わらない」場合も多く、自主的な残業が常態化している園も。
✅ 働きやすさの差は園による!
転職・見学時には、「持ち帰り仕事の量」や「残業時間の平均」などをしっかり確認するのがコツです。
産休・育休・福利厚生の違い
長く働きたい方にとって、福利厚生や育児支援制度の充実度も重要なポイントです。
◉ 保育士(保育園勤務)の場合
- 社会福祉法人や自治体運営の園が多く、産休・育休制度が整っている職場も多い。
- 公立保育園では地方公務員として安定した待遇が得られる。
- 時短勤務制度や復職支援など、家庭との両立を支援する園も。
◉ 幼稚園教諭の場合
- 私立幼稚園が多いため、福利厚生は園によって差が大きい。
- 小規模園では、制度はあっても実績が少ないことも…。
- 公立幼稚園の場合は、保育士同様に公務員扱いで安定性あり。
✅ チェックすべきポイント
- 育休取得実績があるか
- 復職後のサポート体制(時短勤務・補助職への配置転換など)
- 退職金や賞与の有無も見ておくと◎
保育士と幼稚園教諭についてそれぞれまとめてきました。
ここでもう一度、保育士と幼稚園教諭の違いを表にまとめます。
| 保育士 | 幼稚園教諭 | |
|---|---|---|
| 目的 | 子供を保育士し、健康な心身の発達を支える | 教育を交えて子供の成長を促す |
| 対象年齢 | 0歳~就学前の6歳 | 3歳~就学前の6歳 (プレ保育は2歳児~) |
| 保育時間 | 標準8時間 | 標準4時間 |
| 管轄 | 厚生労働省 | 文部科学省 |
| 勤務時間 | 長めor交代制 | 基本8時間 |
| 休日 | シフト制 長期休みなし | 基本土日 長期休みあり |
| 行事 | そんなに多くない | 多い |
| 備考 | 昼寝の時間に連絡帳など事務作業 乳児は特に配慮が必要 | 時期によって行事の準備で忙殺 研修多め |
そして近年急速に増えているのが認定こども園です。
保育園と幼稚園、両方の機能をあわせ持つ施設です。
ここで勤務するのは主に「保育教諭」で、幼稚園教諭の免許と保育士免許の両方を持っている必要があります。
▼保育教諭の解説はこちら。幼稚園教諭・保育士との違いも解説。


収入やキャリアの違い
保育士も幼稚園教諭も、子どもと深く関わるやりがいのある仕事ですが、収入や将来のキャリアパスにも違いがあります。
長く働くうえで、どのような未来が描けるのか、一緒に見ていきましょう。
初任給・年収の目安と差
まず気になるのが、お給料の話ですよね。
実際、保育士と幼稚園教諭では初任給や年収に若干の違いがあります。
◉ 保育士の収入
- 初任給の目安:18万〜21万円前後(地域・園により差あり)
- 平均年収:約360万円前後(※厚労省データより)
- 公立保育園や社会福祉法人が運営する園では、賞与や手当が充実している場合も。
◉ 幼稚園教諭の収入
- 初任給の目安:17万〜20万円前後(私立園が多く、差が大きい)
- 平均年収:約340万円前後
- 私立幼稚園では、基本給が低めだが賞与で調整されているケースも多い。
- 一方、公立幼稚園勤務なら、保育士と同様に地方公務員扱いで安定収入が見込めます。
ポイント:
- 私立幼稚園は園ごとに待遇の差が激しいため、事前の見学や求人票の詳細確認が重要
- 公立園は年功序列で安定した収入UPが期待できる
昇給・キャリアアップの道のり
「この仕事、ずっと同じポジション?」と不安に思う方も多いはず。
実は、保育士・幼稚園教諭ともにキャリアアップの道はしっかり用意されています。
◉ 保育士の場合
- キャリアステップの一例: 一般職員 → クラスリーダー → 主任 → 副園長 → 園長
- 福祉施設や児童館、行政(子ども家庭支援課など)へのキャリアチェンジも可能
- キャリアアップ研修制度が整備されており、スキル次第で収入もUP可能
◉ 幼稚園教諭の場合
- キャリアステップの一例: 担任 → 学年リーダー → 教頭 → 園長
- 指導力やマネジメント力を高めて、教育委員会や研修講師などへの道も
- 指導計画の作成やカリキュラムの改善など、教育の専門性を深める働き方ができる
✅ こんな人はチャンスが広がる!
- 「主任や園長として働いてみたい」→ 保育士・幼稚園教諭どちらも可
- 「福祉や行政にも関わってみたい」→ 保育士の方がルート多め
- 「教育を極めて子どもの成長に深く関わりたい」→ 幼稚園教諭向き
副業・転職のしやすさと柔軟性
働き方改革が進む中で、「もっと自由な働き方をしたい」「副業して収入を増やしたい」と考える人も増えています。
ここでは、副業や転職の選択肢についても比較してみましょう。
◉ 保育士の柔軟性
- 資格の汎用性が高く、病院・児童福祉施設・ベビーシッター・企業内保育所など、さまざまな職場で活躍可能
- 放課後等デイサービスや子育て支援センターなど、幅広い福祉分野への転職もしやすい
- フリーランス保育士として、ベビーシッターやオンライン保育で副業する人も増加中
◉ 幼稚園教諭の柔軟性
- 教育系スタートアップや学習塾、児童英語講師、保育教材会社など、教育業界でのキャリア転換に強い
- 指導案や行事運営のスキルを活かして、保育研修の講師やカリキュラム開発職への転職もあり
- 副業としては、教材作成・子育てコラム執筆・動画配信などが人気
✅ 副業・転職のしやすさまとめ
- 保育士:福祉・子育て支援に強く、現場を離れても活躍の場が多い
- 幼稚園教諭:教育業界全体への応用力が高く、教える力を活かしやすい
保育士の仕事内容


保育士の勤務先は、保育園だけではありません。
託児所、病児保育、病棟保育士、児童館、乳児院、児童クラブ・・
選択肢としてたくさんありますが、今回は代表的な勤務先である保育園について紹介します。
なお、保育園で預かり可能な年齢は、0歳~小学校入学前の6歳までです。



保育士の仕事はいくつかに分けられます。
1.子供の保育
まずは子供の世話をすることです。
身の回りの世話(着替えや排泄、食事の介助など)はもちろんですが、基本的な生活習慣が自分でできるように保育士が援助・サポートします。
子どもの社会性をはぐくむことも保育士の重要な役割です。
その際に子ども同士のトラブル(特に小さい子供は噛んだり叩いたり)が起きがちなので、注意深く見守りつつ子ども同士の交流を深めていく必要があります。
年齢が上がってくると、社会的ルールや友達とのかかわりの多様化にも対応できるよう、保育士が援助していきます。
運動会や発表会の準備や練習などを通して、みんなで団結することの大切さや達成感などを経験していくことで大きな成長にもつながります。



子供によって成長や性格の個人差があるので、ひとりひとりに寄り添った保育をする必要があります。
2.保護者支援
子どもの成長をサポートするだけではなく、保護者のサポートをすることも保育士にとって大切な仕事です。
具体的には、以下のような内容です。
- 子どもが保育園で熱を出したり、体調がよくないときに連絡をする
- 毎日の連絡帳で保護者とコミュニケーションをとる
- 育児や子どもの発達、生活などの相談にのる
保護者にとって、保育園の先生は子供のことを相談できる頼れる存在です。
育児で悩んでいたり、発育に不安を抱えている保護者の話に耳を傾け、必要であれば保育園で援助したり適切な機関と連携をとることは子供の健やかな成長にもつながります。



保護者が安心して相談できるような信頼関係を築いておきましょう!
3.園だよりや保育計画の作成
保育士の仕事には事務作業も含まれます。
園だよりの作成のほか「日案」「週案」「月案」などの「保育計画」「指導計画」を一人ずつに作成します。



壁面製作や行事の企画もあるケロ~
4.地域交流・子育て支援
保育園は地域の子育て拠点としての役割が求められます。
子育て支援として、小さい子供と保護者が遊んだり保護者同士の交流ができる場所を提供したり、離乳食講座やベビーマッサージの講座を開設したり。
保育園によっていろいろな支援の方法は異なります。
地域の老人ホームの慰問や近くの小学校の行事に参加するなど、保育園の子供が地域の人と交流を深めることに積極に取り組む園が増えてきています。
このような子育て支援・地域交流の企画や運営も保育士の仕事となります。
保育士の勤務時間


保育士の一日の勤務時間は、基本的に8時間(休憩時間は除く)です。
朝預かりや延長保育をしている保育園が多いので、朝7時から子どもの受け入れが始まり夜19時か20時まで子供を預かることが多いです。
そのため早朝保育や延長保育も順番で保育する園では、保育士の勤務はシフト制でだいたい3交代で設定されています。
三交代シフトの例
(早番)7時~16時
(中番)9時~18時
(遅番)11時~20時
早朝保育・延長保育で担当の保育士が別にいる場合には、保育士の勤務時間は固定になることが多いです。
固定の勤務時間(例)
・8時~17時
・8時半~17時半
ここから私の体験談・・
私が勤務していた保育園(認定こども園)では、基本8時~17時(休憩1時間)勤務。
しかし朝7時から子どもの受け入れが始まり延長保育は夜19時まで。
そのため、希望する職員は早出と遅出の2交代。(ちょっと給料UP)
早出の場合→7時から18時(休憩2時間!+残業1時間)
遅出の場合→8時から19時(休憩2時間!+残業1時間)



休憩なんて実質ないですけどね・・
保育士の休日の取り方


保育園には春休み・夏休み・冬休みはありません。
お盆休みもない保育園も多いです。
共通して休みになるのは、日曜・祝日と年末年始ぐらいです。
そのため保育士はシフト制で休みを取ることが多いでしょう。
保育園によって休日の規定は違いますが、週5日勤務や週5+土曜半日出勤などが多くみられます。
ここから私の体験談・・
私が勤務していた保育園は、週5日(月~金)勤務+土曜月1回or2回出勤でした。
週によっては週6日勤務になるため、結構きつかった・・
ちなみにお盆休みもなし。
人手不足で有休もとりにくい雰囲気・・
まさにブラック(汗)
保育士の1日のスケジュール


保育士の1日の流れ(例)をタイムテーブルで具体的に見てみましょう。
保育士の1日のスケジュール
| 時間 | 内容 | 保育士がすること |
|---|---|---|
| 7時~ | 出勤 朝礼 掃除・環境設定 早朝保育の子供の受け入れ | ・前日からの引継ぎ事項の確認 ・登園してきた子供の顔色や健康状態のチェック ・保護者からの連絡ノートの確認 |
| 8時~ | 子供の受け入れ 自由遊び | ・早朝保育の担当者→担任に引継ぎ ・おむつ替えや排泄のサポート |
| 9時半~ | 朝の会 出欠確認 | ・体操や歌などをみんなで行う ・連絡なく登園していない子どもは保護者に連絡・確認 |
| 10時~ | クラスごとの活動 | ・季節や年齢によって適した製作・手遊び・歌・踊りなどを行う ・天候によって散歩や水遊びなどをすることも |
| 11時~ | 昼食の準備・配膳 | ・低月齢児は保育士が準備を手伝う ・手洗いや配膳の介助をする |
| 11時半~ | 昼食 | ・アレルギー除去の子供に間違いがないか要チェック ・離乳食の子供は誤嚥などがないよう介助 ・食事の作法や食への興味を促す言葉がけ |
| 12時半~ | 片付け・昼寝の準備 | ・食器の片付け、歯磨き指導 ・布団の準備 ・排泄の介助 |
| 13時~ | お昼寝 | ・寝かしつけ ・連絡帳の記入、製作物をつくる ・SIDS(乳幼児突然死症候群)が起きないよう見守り ・休憩(できれば。。) |
| 14時~ | 起床 | ・寝起きの悪い子の世話 ・排泄の介助 ・布団の片付け |
| 15時~ | おやつ | ・おやつの準備 ・手洗い ・片付け |
| 16時~ | 帰りの会 | ・荷物をまとめる ・絵本を読んだり帰りの歌を歌う ・帰りのあいさつ |
| 17時~ | お迎え | ・迎えに来た保護者に1日の出来事などを話す ・延長保育の子供を移動する |
| 18時~ | 延長保育 | ・保育室やお入れなどの掃除 ・翌日の準備 ・連絡事項の確認 |
| 19時 | 退勤 | ・片付け、戸締り |



行事が近いとさらに準備や企画、練習などが入ってくるケロ~
幼稚園教諭の仕事内容


それでは次に幼稚園教諭の仕事内容をみてみましょう。
主な勤務先は幼稚園です。
保育士と共通した仕事内容もありますが、
ザックリいうと、
「保育士は基本的生活習慣が身につくように援助する」
「幼稚園教諭は教育を交えて子供の成長を促す」
というように、その役割は少し違っています。
なお、幼稚園で預かり可能なのは2歳(プレ年少クラス)~小学校入学前の6歳までです。



幼稚園は「学校」なので教育の要素が強いです
1.子どもへの教育活動
幼稚園では「健康、人間関係、環境、言葉、表現」の5領域に基づいて、音楽や運動、遊びなどを通じて教育活動を行います。
幼稚園には大きく分けると、※自由保育と※₂一斉保育の2通りの方法があります。
※自由保育・・子供たちが自発的に遊びや製作などを行う
※₂一斉保育・・クラスやグループなどで同じ目標やねらいを持って活動をする(みんなで同じことをする)
ここから私の体験談・・
私が勤務していたのは、バリバリの一斉保育の幼稚園でした。
そのときは、プレ年少児(満3歳児)から椅子に座ってみんなでクラス活動をする時間がありました。
みんなで絵本を読む「絵本指導」、歌や手遊びをする「音楽活動」、発表会に向けた「リズムやダンスの練習」。
始めは上手に座れず走り回っていた子も、そのうちみんなと一緒に活動ができるようになっていました。
年少・年中・年長と年齢ごとにカリキュラムが設定されていて、それぞれ達成できるよう活動を進めていきます。



小学校につながるような教育活動が多かったです。
2.子どもの保育
幼稚園は「学校」に位置付けられていて、教育的な要素が強いですが同時に「保育」も行います。
たとえば排泄や着替え、食事の介助など。
これらは保育園も幼稚園も関係なく、子どもの生活習慣や自立を促すために必要とされます。
大きな違いとしては、保育園ではお昼寝があるのに対して幼稚園ではお昼寝の時間はありません。



お昼寝が必要な子は個別に対応していましたよ!
3.保護者支援
保育園と同様に、幼稚園教諭の重要な仕事に保護者支援が挙げられます。
送迎時や連絡帳などで子育てや発達の悩みを聞いたり、幼稚園での子ども様子を電話連絡で伝えたり・・
ときには理不尽なクレームの対応もありますが、じつはそれが保護者の人が出すSOSサインのこともあります。
保護者との信頼関係は幼稚園で子供を預かるうえで重要です。
きめ細やかな対応を心がけましょう。
4.書類作成
幼稚園教諭の仕事には、園だよりや保健だよりの作成・日誌や年間保育計画の作成などの書類作成が含まれます。
その他にも連絡帳やシール帳にコメントを記入したり、保護者への行事案内のプリントを作ったり・・
パソコンに強い人が重宝される場面も多いです。



暑中見舞いや年賀状を作ったりもしました。
5.集会や行事の企画・運営
幼稚園には季節ごとの集会や行事があります。
そのつど企画を立て、運営や準備をする必要があります。
集会では司会進行、ピアノ担当、機材担当、出し物担当など、担当を決めて行うことが多いでしょう。
運動会やお遊戯会などの大きな行事では、自分のクラスの準備や練習に加えて運営側の段取りも頭に入れておく必要があるため、かなりの仕事量が幼稚園教諭にプラスされることが多いです。
幼稚園教諭の勤務時間


幼稚園教諭の勤務時間は、基本的に8時間です。(休憩時間1時間)
幼稚園の保育時間は標準4時間なので、保育園に比べると勤務時間が短い傾向です。
しかし最近は働く保護者のニーズにこたえて、18時か19時くらいまで預かり保育をしている幼稚園がほとんどです。
そのため預かり保育専門の職員がいない幼稚園では、担任をしている幼稚園教諭が交代で預かり保育に入ることになります。



大きい行事の前などは残業か家に持ち帰っての仕事が多いのが現実・・
幼稚園教諭の休日の取り方


保育園と違って、幼稚園には春休み・夏休み・冬休みなどの長期休みがあります。
預かり保育は長期休暇中も行われているため交代で出勤する必要はありますが、基本的に長期休みは連休ががっつり取れます。
ここからは私の体験談・・
私が勤務していた幼稚園では、春休みと冬休みは10日間程度、夏休みはほぼ1カ月休みが取れました。
夏休みは、預かり保育の当番が6回程度+日直3回程度(いずれも6時間勤務)があるだけであとは休み!
もちろんお給料は他の月と同じようにもらえます。
仕事は激務で行事の準備やピアノの練習などで大変な職場でしたが、長期休みが取れることは本当にありがたかった^^
もちろん、長期休み中に家で行事の準備なんかはする必要ありますけど・・



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幼稚園教諭の1日のスケジュール


それでは幼稚園教諭の一日の流れ(例)を具体的に見てみましょう。
幼稚園教諭の1日のスケジュール
| 時間 | 内容 | 保育士がやること |
|---|---|---|
| 8時 | 出勤 掃除 環境設定 | ・部屋の換気や環境を整える ・前日の引継ぎや連絡確認 |
| 8時半~ | 子供の受け入れ 体操服に着替え | ・子供の顔色や健康状態をチェック ・保護者からの連絡帳の確認 |
| 9時半~ | 朝の会 出欠確認 | ・クラスで朝の会をする ・連絡なく来ていない子の保護者に確認をいれる |
| 10時~ | クラスごとの活動 | ・カリキュラムに沿った教育活動 ・外遊びや水遊びも取り入れる |
| 11時半~ | 昼食準備 配膳 | ・手洗い、昼食の準備 ・昼食の配膳 |
| 12時~ | 昼食 | ・アレルギー除去食の子の確認 ・食事作法の指導・声掛け ・誤嚥のないよう見守り |
| 13時~ | 昼食片付け 制服に着替え | ・食器の片付け、部屋の掃除 ・歯磨き指導 ・着替えを手伝う |
| 13時半~ | 自由遊び 降園準備 | ・各自荷物をまとめて降園準備 |
| 14時~ | 帰りの会 | ・クラスで帰りの歌を歌う ・絵本や紙芝居を読む ・帰りのあいさつ |
| 14時半~ | 降園 | ・バスの子はバス乗り場に移動 ・お迎えの子の保護者対応 ・預かり保育の子の部屋移動 |
| 15時半~ | 掃除・片付け | ・部屋の掃除やトイレなどの掃除 |
| 16時~ | 職員会議 翌日の準備 | ・学年ごとや園単位での報告や連絡事項の確認 ・保護者に電話連絡 |
| 17時 | 退勤 当番は預かり保育 | ・片付け ・戸締り |



行事や集会がないときは早めに帰れることが多いです!
自分に合っているのはどっち?判断ポイントまとめ
ここまで「仕事内容」「働き方」「収入・キャリア」の違いを見てきましたが、
最終的に気になるのはやっぱり、
「自分にはどっちの仕事が向いてるの?」
「今のモヤモヤ…実は職種が合ってないのかも?」
というポイントですよね。
ここでは、性格や価値観、将来のライフプランに合わせて、保育士と幼稚園教諭それぞれに向いているタイプを具体的に紹介します。
さらに、「迷ったときの考え方」もチェックできる内容になっています。
保育士が向いている人の特徴
以下のような考えや価値観を持っている方は、保育士という仕事にやりがいを感じやすい傾向があります。
✅ 保育士に向いている人の傾向
- 赤ちゃんや低年齢児のケアが好き(特に0〜2歳との関わりが多い)
- 生活支援や身の回りの世話が苦にならない
- 子ども一人ひとりに寄り添った丁寧な関わりがしたい
- 保護者とのやり取りや信頼関係づくりが得意
- 発達段階に合わせた個別的な支援や見守りが好き
幼稚園教諭が向いている人の特徴
一方で、以下のようなタイプの方は、幼稚園教諭としての仕事に適性があるかもしれません。
✅ 幼稚園教諭に向いている人の傾向
- 歌・制作・運動などを通して子どもを導くのが得意
- 教育的な視点で、集団活動や指導がしたい
- 「先生らしく」子どもをリードする役割にやりがいを感じる
- カリキュラムや計画的な保育が好き、得意
- 比較的規則正しい生活リズムで働きたい



私はひとりひとりにじっくり関われる保育がしたかったので、病児保育士になりましたよ。
迷ったときのチェックポイント3つ
「うーん、どちらの要素も当てはまる気がする…」
という方も少なくないと思います。そんな時は、次の3つの視点から考えてみるとヒントが得られますよ!
① 将来のライフスタイルに合うのはどっち?
- 子育てや家族との時間を大事にしたい → 幼稚園は固定時間&土日休みで働きやすい
- 早番・遅番に対応できるなら → 保育士の方が雇用先が多く柔軟性あり
② 子どものどの発達段階に関わりたい?
- 生まれて間もない赤ちゃん〜3歳前後の子 → 保育士向き
- しっかり話せる3〜5歳児と教育的に関わりたい → 幼稚園教諭向き
③ 今後のキャリアの広がりはどちらを望む?
- 福祉や行政、児童発達支援なども視野に入れたい → 保育士が強い
- 教育現場でリーダーや専門職としてステップアップしたい → 幼稚園教諭が向いている
補足:こども園で働くという選択肢も
認定こども園では、保育士と幼稚園教諭の両方の要素を持つ職場です。
両資格を持っていれば、0〜5歳児すべてに関われる、ハイブリッドな働き方も可能!
✅ 診断チャートでチェック!
以下の簡易チャートで、どちらに向いていそうか自己診断してみましょう♪
Q1. 赤ちゃんと関わるのが好き? → YES → 保育士寄り
Q2. 土日休みがしっかり欲しい? → YES → 幼稚園教諭寄り
Q3. 保護者とのやりとりが得意? → YES → 保育士向き
Q4. 行事や制作などの指導が好き? → YES → 幼稚園教諭向き
Q5. 将来、福祉系にも関わってみたい? → YES → 保育士向き



客観的に自分をとらえるいい機会じゃよ♪
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まとめ:保育士も幼稚園教諭もやりがいがある


保育士と幼稚園教諭、どちらの仕事にあなたは興味をひかれましたか?
どちらの仕事も経験した私が言えることは、どちらの仕事もとてもやりがいがある!ということです。
子供の成長を日々間近で見ることができ、トキメキや感動をたくさん感じられます。
もちろん大変ではありますが、それ以上に充実感や達成感など得られるものも大きいです。
保育の仕事に興味がある人や転職を考えている人は、保育士と幼稚園教諭の共通する点と違う点、それぞれの役割などを知って、就職や転職の際に参考にしていただければと思います。
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