メニュー
かもん
病児保育士
地方在住、40代病児保育士。

子育てしながら30代で保育士試験に合格。
その後、幼稚園で働きながらピアノを習得・幼稚園教諭の免許を取得。

自分の体験をもとに、保育士になりたい人や、悩める保育士さん向けに情報発信中!

ランニングとコーヒーをこよなく愛す、カエル顔の自由人。

50代で初めて保育士になったら大変?仕事に慣れるコツと無理なく働く方法

当ページのリンクには広告が含まれています。

50代で初めて保育士になったけれど、毎日覚えることが多くて大変……

体力的についていけないし、若い先生たちのように動けない。

せっかく資格を取ったのに、もう辞めたいと思ってしまう・・

そんなふうに悩んでいませんか?

50代から保育士として働き始めると、保育の仕事を覚えるだけでなく、体力面や職場の人間関係など、さまざまなことに戸惑うことがありますよね。

特に、未経験からのスタートでは、子どもへの関わり方や一日の流れ、書類作成など、覚えることがたくさんあります。

保育士かもん

最初から何でもできる保育士になる必要はありません。

これまでの人生経験を活かしながら、少しずつ仕事に慣れていくこともできます。

この記事では、50代で初めて保育士になった人が大変と感じる理由、仕事に慣れるためのコツ、身体への負担を減らす方法、今の職場が合わないと感じたときの選択肢を紹介します。

「保育士の仕事を続けたいけれど、今のままではつらい」という方は、ぜひ参考にしてください。

目次

50代で初めて保育士になった人が大変と感じる理由

50代から保育士として働き始めると、想像していた以上に大変だと感じることがあります。

保育士かもん

まずは、どのようなことが負担になりやすいのかを整理してみましょう。

体力面の負担が想像以上に大きい

保育士の仕事は、子どもと遊ぶだけではありません。

抱っこや中腰での援助、外遊び、散歩、掃除、布団の上げ下ろしなど、身体を動かす場面が多くあります。

そのため、50代から初めて保育士になった人は、

「こんなに体力を使う仕事だと思わなかった」

と感じることもあるでしょう。

特に、慣れないうちは仕事の流れを覚えることにも気を使うため、帰宅後にどっと疲れが出ることがあります。

ただし、体力的な負担は年齢だけで決まるものではありません。担当クラスや業務内容、職場の人員配置などによっても変わります。

「50代だから無理」と決めつけず、どの仕事が負担になっているのかを具体的に考えることが大切です。

保育の仕事では、抱っこや立ったり座ったりする動作が多く、年齢に関係なく身体への負担を感じることがあります。

特に膝の痛みが気になる方は、保育中に負担がかかりやすい場面や対策について、こちらの記事でも詳しく紹介しています。

→【保育士の膝が痛い…原因は?仕事中の負担を減らす対策と働き方】

覚えることが多く、仕事に慣れるまで時間がかかる

未経験から保育士になると、最初は覚えることがたくさんあります。

例えば、

  • 一日の保育の流れ
  • 子どもの名前や特徴
  • 食事・排泄・午睡の援助
  • 園のルールや安全管理
  • 保護者への伝達事項
  • 書類作成や行事準備

などです。

「昨日教えてもらったのに、また聞いてしまった……」

と落ち込むこともあるかもしれません。

しかし、保育の仕事は知識だけでなく、実際に経験しながら覚えていくことも多いものです。

最初からすべてを覚えようとせず、その日に必要なことを一つずつ身につけていくことを意識してみましょう。

年下の先生との関わりに戸惑う

50代から保育士になると、自分より年下の先生が先輩になることもあります。

「年下の先生に何度も質問するのが申し訳ない」

「自分の方が年上なのに、仕事ができなくて恥ずかしい」

と感じることもあるかもしれません。

しかし、保育の仕事では、年齢よりも経験や園での役割が大切になる場面があります。

年下の先生でも、保育経験が豊富であれば、学べることはたくさんあります。

「年下だから聞きにくい」と考えるより、「保育の先輩として教えてもらおう」と考えると、少し気持ちが楽になるかもしれません。

保護者対応や安全管理に緊張する

保育士は、子どもの安全を守るだけでなく、保護者とのやり取りも大切な仕事です。

「ケガをさせてしまったらどうしよう」

「保護者にうまく説明できるかな」

と緊張することもありますよね。

特に、未経験のうちは、どこまで自分で判断してよいのかわからず、不安になることもあるでしょう。

そんなときは、一人で判断しようとせず、先輩保育士や園長に確認することが大切です。

わからないことを確認することも、子どもの安全を守るための大切な仕事の一つです。

50代の新人保育士が仕事に慣れるためのコツ

保育士かもん

仕事に慣れるまでの間は、「早く一人前にならなければ」と焦ってしまうこともありますよね。

しかし、最初から完璧を目指すよりも、できることを少しずつ増やしていく方が、無理なく続けやすくなります。

最初から完璧を目指さない

新人のうちは、仕事が思うようにできないこともあります。

「子どもへの声かけがうまくできなかった」

「準備に時間がかかってしまった」

「先輩のように動けなかった」

と感じる日もあるでしょう。

しかし、最初から何でもできる必要はありません。

まずは、

「今日は子どもの名前を覚えられた」

「昨日よりスムーズに準備できた」

「困ったときに先輩へ相談できた」

など、小さな成長に目を向けてみましょう。

できなかったことだけでなく、できるようになったことも振り返ると、少しずつ自信につながります。

わからないことはメモして確認する

保育の仕事では、園ごとにルールや仕事の進め方が異なります。

そのため、以前に子育てを経験していても、初めて知ることがたくさんあります。

「何度も聞くのは申し訳ない」と思うかもしれませんが、わからないまま進めるより、確認する方が安心です。

教えてもらったことは、簡単にメモしておくとよいでしょう。

例えば、

「午睡中の確認方法」

「食事の援助で気をつけること」

「保護者への伝達事項」

「行事準備の手順」

などです。

ケロりん

メモを見返すことで、同じことを何度も聞く不安を減らしやすくなるケロ~

得意な保育を一つずつ増やす

50代から保育士になった人には、これまでの人生経験を活かせる場面もあります。

例えば、子育て経験がある方なら、子どもの気持ちに寄り添ったり、保護者の不安を理解したりしやすいこともあるでしょう。

また、読み聞かせや制作、歌、手遊びなど、自分が得意なことを保育に活かすこともできます。

保育士かもん

私自身も、保育の仕事を始めたころは読み聞かせを率先して行い、大型絵本や紙芝居を図書館で借りていたことがあります。

「これなら自分にもできる」

と思えることを一つずつ増やしていくと、保育の仕事が少しずつ楽しくなっていきます。

周囲と比べず、小さな成長を振り返る

若い先生がテキパキ動いている姿を見ると、

「自分は仕事が遅いな……」

と感じることもあるかもしれません。

しかし、経験年数や得意なことは人それぞれです。

周囲と比べるよりも、

「先月より子どもへの声かけができるようになった」

「一日の流れが少しわかってきた」

「保護者への伝達を落ち着いてできた」

など、自分の成長を振り返ってみましょう。

50代からのスタートでも、経験を重ねることでできることは少しずつ増えていきます。

これから50代で保育士を目指す方のなかには、「今から資格を取るのは難しいのでは?」と不安に感じる方もいるでしょう。

保育士資格は50代からでも取得を目指せます。通信講座で保育士試験に挑戦する方法や、通信大学で学ぶ方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。

→【50代から保育士資格は通信で取れる?おすすめ講座と大学】

50代から保育士を無理なく続けるための働き方

仕事に慣れることも大切ですが、無理をして体調を崩してしまっては、保育士の仕事を続けることが難しくなる場合もあります。

保育士かもん

ここでは、身体への負担を減らしながら働くための工夫を紹介します。

抱っこや立ち仕事の負担を減らす

保育士の仕事では、抱っこや中腰、立ち仕事などが続くことがあります。

身体への負担を感じる場合は、無理をして一人で抱え込まず、業務の分担を相談してみましょう。

例えば、

「長時間の抱っこを交代してもらう」

「重い物を運ぶ仕事を分担する」

「床に座るときは、立ち上がりやすい姿勢を意識する」

などです。

また、子どもが抱っこを求めてきたときも、必ず抱き上げなければならないわけではありません。

座って関わる、手をつなぐ、近くで声をかけるなど、子どもが安心できる別の方法を考えることもできます。

抱っこが多くて身体への負担を感じている方は、抱っこによる負担を減らす方法や、子どもが抱っこを求める理由についてこちらの記事で詳しく紹介しています。

→【保育士の抱っこがつらいときの対処法を見る】

残業や持ち帰り仕事を一人で抱え込まない

仕事に慣れないうちは、

「自分が遅いから残業になるのかな」

と感じてしまうこともあるかもしれません。

しかし、残業や持ち帰り仕事が多い場合は、自分の努力だけでなく、業務量や職場の働き方を見直すことも大切です。

「毎日残業しているのに残業代が出ない」

「持ち帰り仕事は残業になるの?」

と悩んでいる方は、残業代が出ない理由や未払いが疑われるときの対処法、相談先についてこちらの記事も参考にしてください。

→【保育士の残業代が出ないときの対処法を見る】

休憩や業務分担について相談する

「少し休みたいけれど、ほかの先生も忙しそう」

と感じて、休憩を申し出にくいこともありますよね。

しかし、無理をして働き続けることを前提にせず、休憩や業務分担について相談することも大切です。

例えば、

「どの時間帯なら休憩を取りやすいか」

「身体への負担が大きい仕事を分担できるか」

「書類作成の時間を確保できるか」

などを確認してみましょう。

「頑張れば何とかなる」と考えるだけでなく、無理なく働ける仕組みを職場と一緒に考えることが大切です。

人生経験を保育に活かす

50代から保育士になった人には、これまでの人生経験があります。

子育てや仕事、家事、地域での活動など、さまざまな経験が保育に活かせることもあります。

例えば、

「子どもの気持ちを落ち着いて受け止める」

「保護者の悩みに共感する」

「生活の中で身につけた工夫を保育に取り入れる」

などです。

もちろん、子育て経験があるからといって、保育の仕事がすべて簡単にできるわけではありません。

それでも、これまでの経験を自分の強みとして活かしながら、保育士として新しいことを学んでいくことはできます。

今の職場が合わないと感じたときの選択肢

仕事に慣れるために努力していても、

「今の園では身体への負担が大きすぎる」

「人間関係がつらい」

「この働き方を続けられるか不安」

と感じることもあるかもしれません。

そんなときは、今すぐ退職を決めるのではなく、今の職場でできることと、今後の働き方を分けて考えてみましょう。

まずは仕事内容や担当業務を相談する

今の仕事がつらい場合は、まず園長や主任に相談してみましょう。

例えば、

「抱っこが多くて身体への負担を感じています」

「書類作成に時間がかかっているので、進め方を教えてほしいです」

「担当する業務を調整できないか相談したいです」

など、具体的に伝えるとよいでしょう。

職場によっては、担当クラスや業務分担を調整できる場合もあります。

まずは、今の園で無理なく働ける方法がないか確認してみましょう。

50代でも働きやすい職場の条件を考える

「今の園が合わない」と感じたときは、どのような職場なら働きやすいのかを整理してみましょう。

例えば、

「身体への負担が少ない働き方をしたい」

「残業や持ち帰り仕事が少ない職場がいい」

「未経験者へのサポートがある園で働きたい」

「勤務時間を調整しやすい職場がいい」

などです。

ただし、「小規模園なら必ず楽」「パートなら必ず負担が少ない」とは限りません。

実際の仕事内容や人員配置、勤務時間などを確認することが大切です。

ほかの園の働き方を知ってみる

今の職場で働き続けることが難しいと感じたら、ほかの園の働き方を知ってみるのも一つの方法です。

保育士の求人には、勤務時間や仕事内容、給与、休日など、さまざまな条件があります。

今の園だけを基準にすると、

「保育士を続けるなら、この働き方を我慢するしかない」

と思ってしまうかもしれません。

しかし、ほかの求人を見てみることで、

「こんな働き方もあるんだ」

と気づけることもあります。

今すぐ転職を決める必要はありません。 まずは、自分に合いそうな働き方があるかを知るところから始めてもよいでしょう。

転職を考えるときに確認したいこと

50代から転職を考える場合は、給与だけでなく、無理なく働き続けられるかどうかも大切です。

例えば、

「未経験者への研修やサポートはあるか」

「担当するクラスや仕事内容は何か」

「残業や持ち帰り仕事はどのくらいあるか」

「休憩は取りやすいか」

「勤務時間や休日は希望に合っているか」

などを確認してみましょう。

「今すぐ転職するかは決めていないけれど、ほかの園の働き方も知ってみたい」という方は、こちらの記事で保育士向け転職サイトの特徴や選び方を比較しています。

→【保育士転職サイトおすすめランキングを見る】

まとめ|50代からでも自分に合った働き方を見つけよう

50代で初めて保育士になると、体力面や覚えることの多さ、年下の先生との関わりなど、さまざまなことを大変に感じることがあります。

しかし、最初から何でもできる必要はありません。

わからないことを確認しながら、得意な保育を一つずつ増やしていくことで、少しずつ仕事に慣れていくことができます。

また、身体への負担や残業がつらい場合は、一人で抱え込まず、業務分担や働き方について相談することも大切です。

今の職場が合わないと感じたときも、すぐに退職を決めるのではなく、ほかの働き方を知ってみるという選択肢があります。

50代からのスタートでも、これまでの人生経験を活かしながら、自分に合った働き方で保育士を続けていくことはできます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

30代で保育士資格を取得し、幼稚園で6年間勤務。働きながら通信大学で学び、40歳で幼稚園教諭一種免許状を取得しました。現在は小児科で病児保育士として働いています。

「かもんのブログ」では、実際の保育現場での経験をもとに、保育士の働き方・職場の悩み・資格や転職・病児保育について発信しています。

目次