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かもん
病児保育士
地方在住、40代病児保育士。

子育てしながら30代で保育士試験に合格。
その後、幼稚園で働きながらピアノを習得・幼稚園教諭の免許を取得。

自分の体験をもとに、保育士になりたい人や、悩める保育士さん向けに情報発信中!

ランニングとコーヒーをこよなく愛す、カエル顔の自由人。

保育士で妊婦は正直きつい?続けるか迷ったときの答え

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妊娠してから、保育士の仕事が思っていた以上にきつい……

つわりがあるのに休みにくいし、抱っこや立ち仕事もつらい

このまま産休まで働き続けられるのかな?

保育士かもん

妊娠中に保育士として働いていると、これまで普通にできていた仕事が負担に感じられることがありますよね。

保育士の仕事は、子どもの抱っこや中腰での援助、立ち仕事、外遊びなど、身体を動かす場面が多い仕事です。

さらに、子どもの安全を守る責任や人手不足などから、「少し休みたい」と言い出しにくいこともあります。

ただ、妊娠中の仕事がきついからといって、すぐに退職を決める必要はありません。

まずは体調や医師等の指導を確認し、今の職場で負担を減らせないか相談することが大切です。

この記事では、妊婦の保育士が仕事をきついと感じる理由、無理なく働くための対処法、仕事を続けるか迷ったときの考え方を紹介します。

ケロりん

「今の園で働き続けたいけれど、どうしたらいいかわからない」という方は、ぜひ参考にして欲しいケロ☆

目次

妊婦の保育士が「きつい」と感じる理由

妊娠中の仕事のつらさは、抱っこだけが原因ではありません。

体調の変化に加えて、保育士ならではの仕事内容や職場環境が重なることで、負担が大きくなることがあります。

抱っこや中腰など身体への負担が大きい

保育士の仕事では、子どもを抱っこしたり、床に座って遊んだり、低い姿勢で着替えや排泄を援助したりする場面が多くあります。

乳児クラスでは抱っこの機会が多く、幼児クラスでも立ち仕事や外遊び、行事準備などがあります。

そのため、「年齢が上のクラスなら必ず楽」というわけではなく、担当する業務によって負担が異なります。

保育士かもん

妊娠中は、これまでと同じ動きでもつらく感じることがあります。

抱っこや重い物を運ぶ仕事が負担になっている場合は、一人で抱え込まず、業務の分担を相談しましょう。

つわりや体調の変化があっても休みにくい

妊娠中は、吐き気や疲労感、眠気などによって、普段どおりに働くのが難しい日もあります。

しかし保育現場では、

「子どもから目を離せない」

「ほかの先生も忙しそう」

「自分が休むと迷惑をかけてしまう」

と考えてしまい、休憩を申し出にくいこともあるでしょう。

特に、朝は元気でも午後になるとつらくなるなど、体調が一日の中で変わることもあります。

「昨日はできたから今日も大丈夫」と考えず、その日の体調に合わせて働き方を調整することが大切です。

感染症への不安がある

保育園では、子どもとの距離が近く、鼻水や唾液、排泄物などに触れる機会もあります。

妊娠中は、感染症が流行したときに、

「赤ちゃんへの影響は大丈夫かな?」

と不安になることもありますよね。

感染症によって注意点は異なるため、自己判断だけで対応せず、園で流行している病気や接触状況を医師等へ伝えて相談しましょう。

妊娠初期の抱っこや感染症への注意点については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

【保育士は妊娠初期でも抱っこして大丈夫?仕事の注意点と無理なく働くコツを見る】

人手不足で周囲に頼みにくい

「抱っこを代わってほしい」

「少し休憩したい」

と思っていても、人手不足の職場では言い出しにくいことがあります。

また、周囲の先生が忙しそうにしていると、

「自分だけ仕事を減らしてもらうのは申し訳ない」

と感じることもあるかもしれません。

しかし、無理をして体調を崩してしまうと、結果的に仕事を続けることが難しくなる場合もあります。

妊娠中の負担を一人で抱え込まず、園全体で仕事を調整できないか考えることが大切です。

妊娠中でも保育士は続けられる?判断するときのポイント

「仕事がきつい」と感じると、

「このまま続けるべき?」

「休んだ方がいい?」

「退職した方がいいのかな?」

と悩むこともありますよね。

保育士かもん

妊娠中の働き方は「続けるか辞めるか」の二択ではありません。

妊娠したからといって退職する必要はない

妊娠したからといって、必ず保育士を辞めなければならないわけではありません。

体調や仕事内容に合わせて業務を調整しながら、仕事を続けるという選択肢もあります。

一方で、体調がつらいときに無理をして働き続ける必要もありません。

大切なのは、「保育士だから頑張らなければ」と考えるのではなく、今の自分の体調でどのような働き方ができるかを考えることです。

体調や医師等の指導を優先する

妊娠中の体調には個人差があります。

同じ妊娠週数でも、普段どおりに働ける人もいれば、仕事を調整した方がよい人もいます。

そのため、

「ほかの妊婦さんは働いているから」

「前回の妊娠では大丈夫だったから」

という理由だけで判断しないようにしましょう。

仕事中につらい症状がある場合や、どの程度働いてよいか不安がある場合は、医師等へ相談してください。

その際は、「保育士です」と伝えるだけでなく、抱っこ・立ち仕事・外遊び・休憩の取りにくさなど、実際の仕事内容を具体的に伝えると相談しやすくなります。

担当クラスや業務を調整できるか確認する

今の仕事がつらい場合でも、担当する業務を調整することで負担を減らせる可能性があります。

例えば、

「長時間の抱っこを交代してもらう」

「布団や重い物を運ぶ仕事を分担する」

「外遊びの役割を調整する」

「体調が悪いときに休憩できるようにする」

などです。

ただし、どの業務が負担になるかは人によって異なります。

「乳児クラスだから大変」「幼児クラスなら安心」と決めつけず、自分の体調と実際の仕事内容に合わせて相談することが大切です。

「続ける・休む・働き方を変える」を二択にしない

仕事を続けるか迷ったときは、退職だけでなく、次のような選択肢も考えてみましょう。

「今の職場で業務を調整してもらう」

「医師等の指導に基づいて勤務時間や休憩を調整する」

「必要に応じて休業について相談する」

「産休・育休後の働き方を見直す」

今すぐ結論を出す必要はありません。

院長

まずは体調を優先しながら、今の職場でできることを確認していきましょう。

妊婦の保育士が無理なく働くための対処法

妊娠中の仕事がきついときは、気合いで乗り切ろうとするのではなく、負担を減らす方法を考えることが大切です。

保育士かもん

ここでは、保育現場で相談しやすい具体的な対処法を紹介します。

つらい業務を具体的に伝える

職場へ相談するときは、

「妊娠しているので仕事を減らしてください」

と漠然と伝えるより、何がつらいのかを具体的に伝えると、対応を考えてもらいやすくなります。

例えば、

「長時間の抱っこがつらいです」

「布団を運ぶ作業に負担を感じています」

「午後になると体調が悪くなることがあります」

「休憩を取れるように相談したいです」

などです。

「できないこと」だけでなく、「どのように調整してもらえると働きやすいか」まで伝えると、職場側も具体的な対応を考えやすくなります。

抱っこや重い物を運ぶ仕事を分担する

保育士の仕事では、子どもの抱っこ以外にも、布団や教材、荷物などを運ぶ場面があります。

妊娠中に負担を感じる場合は、ほかの先生と分担できないか相談してみましょう。

また、子どもが抱っこを求めてきたときも、必ず抱き上げなければならないわけではありません。

座って関わる、手をつなぐ、近くで声をかけるなど、子どもが安心できる別の方法を考えることもできます。

休憩や勤務時間について相談する

妊娠中は、体調に合わせて休憩を取りたいと思っても、保育中はなかなか難しいことがあります。

その場合は、

「どの時間帯なら休憩を取りやすいか」

「体調が悪くなったとき、誰に声をかければよいか」

「勤務時間を調整できるか」

などを、事前に相談しておくとよいでしょう。

医師等から休憩や勤務時間について指導を受けた場合は、その内容を職場へ伝え、必要な措置について相談しましょう。

医師等の指導を受けたら、職場へ具体的に伝える

妊娠中の仕事について医師等から指導を受けた場合は、その内容を職場へ伝え、必要な業務調整について相談しましょう。

母健連絡カードを利用して、医師等の指導事項を職場へ伝える方法もあります。

参考:厚生労働省/母性健康管理指導事項連絡カードの活用方法について

「抱っこを減らしてほしい」「立ち仕事がつらい」など、具体的にどのような業務に負担を感じているのかを伝えることも大切です。

母健連絡カードの使い方や、妊娠初期の抱っこについて詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。

【保育士は妊娠初期でも抱っこして大丈夫?仕事の注意点と無理なく働くコツを見る】

感染症が流行したときの対応を確認する

保育園で感染症が流行したときは、園内で情報を共有し、必要に応じて医師等へ相談しましょう。

妊娠中は、感染症の種類によって注意が必要な場合があります。

「どの病気が流行しているのか」

「自分がどのような接触をしたのか」

などを確認しておくと、医師等へ相談するときにも役立ちます。

感染症への対応は、自己判断で「大丈夫」と決めつけず、園の感染症対策や医師等の指導を確認することが大切です。

今の保育園で働き続けるのがつらいときは?

業務を調整してもらっても、

「今の園で働き続けるのがつらい」

「産休・育休後も同じ働き方を続けられるか不安」

と感じることがあるかもしれません。

そんなときは、今すぐ退職を決めるのではなく、今の職場でできることと、今後の働き方を分けて考えてみましょう。

まずは職場と医師等に相談する

仕事がつらいと感じたら、まずは医師等へ相談し、必要な配慮について職場と話し合うことが大切です。

「どの業務がつらいのか」

「どのような調整が必要なのか」

「休憩や勤務時間を変更できるか」

などを具体的に伝えてみましょう。

保育士かもん

職場へ相談することで、担当する仕事や役割を調整できる可能性があります。

一人で我慢することを前提にせず、利用できる制度や職場での対応を確認していきましょう。

産休・育休後の働き方も考えてみる

妊娠中は、目の前の仕事をこなすだけで精いっぱいになることもありますよね。

ただ、少し余裕があるときには、産休・育休から復帰したあとの働き方についても考えてみるとよいでしょう。

例えば、

「子育てをしながら今と同じ勤務時間で働けそうか」

「急な休みに対応してもらえそうか」

「残業や持ち帰り仕事が多すぎないか」

「通勤時間は負担にならないか」

「職場に子育て中の保育士がいるか」

などです。

妊娠中に感じている働きにくさが一時的なものであれば、業務を調整してもらうことで解決できる可能性があります。

一方で、

「妊娠する前から働き方に悩んでいた」

「妊娠して初めて、今の職場では子育てと仕事の両立が難しそうだと気づいた」

という場合は、今後の働き方を考えるきっかけになるかもしれません。

相談しても働き方を変えてもらえない場合もある

保育士かもん

職場へ相談しても、すぐに希望する働き方へ変えてもらえるとは限りません。

人員配置などの事情もあり、

「抱っこを減らしてほしいと相談したけれど、なかなか難しい」

「体調が悪くても休みにくい雰囲気がある」

と悩むこともあるでしょう。

ただし、医師等の指導に基づく必要な措置については、単なる職場の好意として考えるものではありません。

必要な配慮について相談しても対応してもらえない場合は、職場の人事担当者や労働局の雇用環境・均等部(室)などへ相談する方法もあります。

今すぐ転職しなくても「ほかの職場を知る」という選択肢もある

職場へ相談したり、利用できる制度を確認したりしても、

「今の園では妊娠中も安心して働くのが難しい」

「産休・育休から復帰したあとも、この働き方を続けられるか不安」

と感じることもあるかもしれません。

だからといって、妊娠中に焦って転職を決める必要はありません。

まずは今の職場で利用できる制度や働き方を確認したうえで、

「ほかにはどんな働き方があるのかな?」

「もっと無理なく働ける保育園はあるのかな?」

と情報を集めておくだけでもよいと思います。

保育士の求人には、勤務時間や休日、通勤時間、仕事内容など、さまざまな条件の職場があります。

今の園だけを基準にすると、

「保育士を続けるなら、この働き方を我慢するしかない」

と思ってしまうかもしれません。

しかし、ほかの求人を見てみることで、

「こんな働き方もあるんだ」

と気づけることもあります。

「今すぐ転職するかは決めていないけれど、今後のためにほかの職場も見てみたい」という方は、保育士向け転職サイトの特徴や選び方をこちらの記事で比較しています。

【保育士転職サイトおすすめランキングを見る】

妊娠中は、これからの働き方について考えるきっかけにもなります。

今すぐ答えを出そうとせず、まずは身体を優先しながら、「今の職場で働き続ける」「働き方を調整する」「将来的に職場を変える」など、自分に合った選択肢を少しずつ考えていきましょう。

まとめ|妊娠中は身体を優先しながら働き方を考えよう

妊婦の保育士が仕事をきついと感じる理由には、抱っこや立ち仕事などの身体的な負担だけでなく、つわりや疲労、人手不足による休みにくさなどがあります。

仕事がつらいときは、無理をして一人で抱え込まず、医師等へ相談しながら、職場で業務を調整できないか考えてみましょう。

また、妊娠中の働き方は「続けるか辞めるか」の二択ではありません。

今の職場で負担を減らす、必要に応じて休む、産休・育休後の働き方を見直すなど、さまざまな選択肢があります。

今すぐ結論を出そうとせず、まずは自分の身体を優先しながら、無理なく働ける方法を考えていきましょう。

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この記事を書いた人

40代病児保育士。

~経歴~
30代子育て中に保育士試験合格(通信講座)、子供の通う幼稚園にて保育士デビュー。
35才から苦戦しながらもなんとかピアノを習得。
40才で幼稚園教諭1種を取得。(日本福祉大オンライン)

その後キャリアアップのため病児保育士に転身。
現在は小児科で病児保育士として働く。

自身の経験から、保育士になりたい人や悩める保育士さんにむけて情報発信中☆

まだあまり認知されていない病児保育についても保護者向け・保育士向けに紹介しています。

ビールとランニングをこよなく愛す、カエル顔の自由人。

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