
在職証明書が必要だけど、前に働いていた保育園へ連絡したくない……



園長先生と話したくない。電話以外の方法はないの?



人間関係が原因で辞めたから、できれば前の職場と関わりたくない……
転職や資格・免許などの手続きで在職証明書が必要になり、以前働いていた保育園へ連絡しなければならないことがあります。
円満に退職していればそれほど気にならないかもしれません。
しかし、人間関係のトラブルがあったり、退職するときに気まずい思いをしたりしていると、電話を一本かけるだけでも大きなストレスになりますよね。



「できれば自分から連絡したくない」と思う方もいますよね・・。
でも、前の職場に連絡したくないからといって、いきなり諦める必要はありません。
勤務先や必要な証明書によって対応は異なりますが、電話以外にもメールや郵送で依頼できたり、勤務していた園ではなく法人本部などが窓口になっていたりする場合があります。
大切なのは、まず提出先に必要な書類や証明内容を確認し、そのうえで一番負担の少ない依頼方法がないか調べることです。
この記事では、
- 前の職場に連絡したくないときの対処法
- 電話以外で在職証明書を依頼する方法
- 電話・メールで依頼するときの例文
- 円満退職ではなく連絡しづらい場合の考え方
- 在職証明書を発行してもらえない場合の対処法
などを、保育士さん向けに分かりやすく紹介します。
「在職証明書は必要。でも前の園にはできるだけ連絡したくない……」という方は、自分にできそうな方法から確認してみてください。
在職証明書を前の職場に連絡したくない…どうすればいい?


結論からいうと、前の職場へ電話する前に、ほかの方法で在職証明書を取得できないか確認してみましょう。
「在職証明書が必要=以前の園長先生に直接電話しなければならない」
とは限りません。
職場によってはメールや郵送で手続きできることがありますし、社会福祉法人や株式会社などが複数の園を運営している場合は、法人本部や人事担当者が証明書を発行していることもあります。



まずは次の順番で確認してみるのがおすすめケロ。
1.最初に提出先へ必要な書類を確認する
前の職場へ連絡する前に、まず確認したいのが、
「何を証明する必要があるのか」
です。
「在職証明書」といっても、提出する目的によって必要な項目や指定様式が異なることがあります。
例えば、
- 在職していた期間
- 職種
- 勤務時間
- 雇用形態
- 施設の種類
- 業務内容
などの証明を求められる場合があります。
せっかく勇気を出して前の園へ連絡したのに、
「この様式では使えません」
「この項目も記載してもらってください」
となれば、もう一度依頼しなければならない可能性があります。
それはできれば避けたいですよね。
そのため、最初に提出先へ、
「指定の様式はありますか?」
「どの項目の証明が必要ですか?」
「以前の勤務先に記入してもらう必要がありますか?」
などを確認しておきましょう。
指定様式がある場合は、先に準備してから以前の職場へ依頼すると手続きを進めやすくなります。
2.電話以外で依頼できないか確認する
「前の園へ電話するのが一番つらい」という方は、電話以外の方法がないか確認してみましょう。
勤務先によっては、
- メール
- 郵送
- 問い合わせフォーム
- 法人本部への連絡
などで対応してもらえる場合があります。
以前の園のホームページや運営法人のホームページに、退職者向けの証明書発行方法が掲載されていないか確認してみるのも一つの方法です。
ただし、自己判断でいきなり書類を郵送するより、どの方法で依頼すればよいかを先に確認してから送る方が安心です。
メールで問い合わせできるのであれば、
「以前勤務していた者ですが、在職証明書の発行をお願いしたくご連絡しました。手続き方法をご教示いただけますでしょうか」
と用件だけ伝えれば十分です。
3.園ではなく法人本部へ依頼できないか確認する
「在職証明書は必要だけど、以前の園長先生とはどうしても話したくない」
という方もいると思います。
以前働いていた園が社会福祉法人や株式会社などによって運営されている場合は、各園ではなく法人本部や人事・総務部門が在職証明書の発行を担当していることがあります。
その場合、元園長や元同僚へ直接連絡せずに手続きを進められる可能性があります。
まずは以前勤務していた園の運営法人を調べ、
- 退職者向けの問い合わせ先
- 人事・総務の連絡先
- 各種証明書の発行窓口
などがないか確認してみましょう。
「園に連絡するしかない」と思っていた方にとっては、法人本部が窓口になっているだけでも心理的な負担がかなり違うと思います。
4.自分で前の職場へ連絡しなくて済む方法があるか提出先に相談する
「メールでも郵送でも、以前の職場へ自分から連絡すること自体がつらい」
という場合もありますよね。
その場合は、まず提出先へ事情を相談してみましょう。
例えば、
「以前の勤務先への連絡が難しい事情があります。ほかに勤務経験を証明できる書類はありますか?」
と確認してみます。
手続きによっては指定された在職証明書が必要で、以前の勤務先による証明を避けられない場合もあります。
一方で、提出目的によって必要な書類は異なるため、別の書類が認められるかどうかは提出先でなければ判断できません。
そのため、
「前の園に連絡したくないから在職証明書を出さなくても大丈夫だろう」
と自己判断するのは避けましょう。



先に提出先へ相談し、認められる方法を確認することが大切です。
どうしても電話が必要でも、長く話す必要はない
ほかの方法を確認しても、
「まず以前の勤務先へ電話してください」
と言われることもあるでしょう。



電話が苦手な方にとっては、ここが一番つらいところケロ・・
でも、在職証明書を依頼する電話は、昔の職場の人と近況報告をするための電話ではありません。
必要な手続きをお願いするための連絡です。
そのため、
「今どこで働いているのか説明しないと……」
「退職したときのことを謝った方がいいかな……」
「久しぶりだから何か話さないと気まずい……」
と考えすぎる必要はありません。
用件だけを短く伝えれば大丈夫です。
電話する前に話す内容を紙に書いておくと、緊張しても伝えやすくなります。
例えば、次のような内容で十分です。
「お忙しいところ失礼いたします。以前○年○月まで勤務しておりました○○と申します。在職証明書が必要になり、ご連絡いたしました。発行をお願いしたいのですが、手続きの方法を教えていただけますでしょうか。」
ここまで伝えたら、あとは相手から案内された手続き方法を確認します。
電話をかける前に、
- 自分が勤務していた期間
- 必要な証明書
- 提出期限
- 指定様式の有無
- 聞きたいこと
をメモしておくと、何度も連絡せずに済みやすくなります。
「前の職場と関係を修復するための電話」ではなく、「必要な書類を発行してもらうための事務連絡」
と考えると、少し気持ちが楽になるかもしれません。



私も経験ありますが、相手も事務的に対応してくれましたよ。
次に、そもそも保育士がどのような場面で在職証明書を求められるのか、必要になるケースを確認していきましょう。
保育士が在職証明書を求められるのはどんなとき?


そもそも、保育士が在職証明書を求められるのはどのようなときなのでしょうか。
在職証明書は、簡単にいうと「いつ・どこで・どのように働いていたのか」を勤務先に証明してもらうための書類です。
必要になる場面や証明する内容は手続きによって異なります。
そのため、「在職証明書なら何でも同じ」と考えず、必ず提出先が求める内容を確認しましょう。
転職・就職するとき
保育士として転職するときに、これまでの勤務経験を確認するため、以前の勤務先が発行した証明書の提出を求められることがあります。
特に勤務経験が給与や待遇などに関係する場合は、勤務期間などを正確に証明する必要が出てくることがあります。
転職先から提出を求められたら、
「どの期間について必要なのか」
「指定された様式があるのか」
「どの項目を証明してもらう必要があるのか」
を最初に確認しておきましょう。
以前に複数の園で働いている場合は、どの職場の証明が必要なのかも確認しておくと安心です。
保育士としての実務経験を証明するとき
制度や申請によっては、保育士として一定期間働いていたことを証明する必要があります。
この場合も、
「保育園に在籍していたことが分かればいい」
とは限りません。
勤務期間だけでなく、勤務時間や業務内容、勤務していた施設などについて証明が必要になる場合があります。
資格・免許に関する手続きをするとき
保育士としての勤務経験が、資格や免許に関する手続きで必要になることもあります。
私自身も、幼保特例制度を利用して日本福祉大学の通信教育で学び、幼稚園教諭免許を取得しました。
このように、保育士として働いてきた経験が別の資格・免許取得につながる制度もあります。
幼保特例制度や通信大学について知りたい方は、こちらの記事で私の実体験も含めて詳しく紹介しています。
→【幼保特例制度におすすめの通信大学は?実際に利用した体験談を見る】
ただし、必要になる証明書や条件は制度によって異なります。
資格や免許の申請に在職証明書が必要になった場合も、勤務先へ依頼する前に必ず申請先の案内を確認してください。
自治体などへの申請で必要になることもある
自治体や勤務先に関係する各種手続きで、勤務経験を証明する書類を求められる場合もあります。
ここでも重要なのは、
「在職証明書」という名称だけで判断しないこと
です。
提出先によって様式や必要項目が異なることがあるため、
1.提出先へ必要書類を確認する
2.指定様式があれば準備する
3.以前の勤務先へ発行を依頼する
という順番で進めると、何度も前の職場へ連絡するリスクを減らせます。
前の職場へ在職証明書を依頼する4つの方法
必要な在職証明書が分かったら、実際に以前の勤務先へ依頼します。



「電話したくない」という方は、最初から電話だけにこだわる必要はありません。
職場の対応方法を確認したうえで、自分にとって負担の少ない方法を選びましょう。
1.メールで在職証明書を依頼する
メールでの問い合わせを受け付けている職場なら、電話よりも心理的な負担を減らせます。
また、依頼内容が文章として残るので、
「伝え忘れてしまった」
「緊張してうまく説明できなかった」
ということも防ぎやすくなります。
メールでは長々と事情を書く必要はありません。
必要な情報を簡潔に伝えましょう。
在職証明書をメールで依頼するときの例文
件名:在職証明書発行のお願い(氏名)
○○保育園
○○様
お世話になっております。
以前、○年○月から○年○月まで勤務しておりました○○です。
このたび在職証明書が必要となり、発行をお願いしたくご連絡いたしました。
指定の様式がございますので、メールまたは郵送にてお送りしたいと考えております。
お手続きの方法や必要なものがございましたら、ご教示いただけますと幸いです。
お忙しいところ恐れ入りますが、よろしくお願いいたします。
○○ ○○
連絡先:○○
退職時に気まずいことがあったとしても、メールでそのことに触れる必要は基本的にありません。
2.郵送で在職証明書を依頼する
以前の勤務先によっては、郵送で証明書の発行を依頼できる場合もあります。
電話やメールでのやり取りをできるだけ減らしたい方にとっては利用しやすい方法です。
ただし、何も確認せずにいきなり書類を送るのはおすすめしません。
職場によって、
- 指定の申請書
- 本人確認に必要な書類
- 返信用封筒
- 切手
- 発行に必要な期間
などが異なる可能性があります。
まずホームページなどで発行方法を確認し、分からなければ問い合わせてから郵送しましょう。
郵送するときは、
「何のために送られてきた書類なのか」が担当者にすぐ分かるように依頼文を添える
とスムーズです。
郵送するときの依頼文例
○○保育園
ご担当者様
お世話になっております。
以前、○年○月から○年○月まで勤務しておりました○○と申します。
このたび在職証明書が必要となりましたので、発行をお願いしたく書類を送付いたしました。
必要事項をご記入いただき、可能でしたら同封の返信用封筒にてご返送いただけますと幸いです。
お忙しいところ恐れ入りますが、よろしくお願いいたします。
○○ ○○
※実際に返信用封筒などが必要かどうかは、以前の勤務先へ確認してから準備してください。
3.法人本部・人事・総務へ依頼する
以前働いていた園が法人によって運営されているなら、園ではなく法人本部が証明書発行を担当している可能性があります。
これは、
「元園長とは話したくない」
「以前の同僚に自分から連絡したくない」
という方には、ぜひ確認してほしい方法です。
運営法人のホームページを確認し、
- 法人本部
- 人事
- 総務
- 採用担当
- 各種証明書の問い合わせ窓口
などがないか探してみましょう。
窓口が見つからなければ、
「以前○○園で勤務していた者ですが、在職証明書の発行について問い合わせたいです」
と法人へ問い合わせれば、担当部署を案内してもらえる場合があります。
園長先生と直接話さなくても手続きを進められるなら、心理的な負担もかなり減らせるでしょう。
4.電話で依頼する
メールや郵送などが利用できず、電話で依頼しなければならない場合もあります。
電話が苦手な方は、その場で考えながら話そうとしないことがおすすめです。



あらかじめ話す内容を紙に書いて、見ながら電話しましょう。
電話するときの例文
「お忙しいところ失礼いたします。以前○年○月まで勤務しておりました○○と申します。
在職証明書が必要になり、ご連絡いたしました。
発行をお願いしたいのですが、手続きの方法を教えていただけますでしょうか。」
これだけ伝えれば、まずは十分です。
相手から、
「何に使いますか?」
「様式はありますか?」
「いつまでに必要ですか?」
などと聞かれる可能性があるので、
- 使用目的
- 指定様式
- 提出期限
- 勤務していた期間
などを手元に用意しておくと安心です。
そして、電話が終わったら、
「思ったよりあっさり終わった」
ということもあると思います。
在職証明書の依頼は、あくまで事務的な手続きです。
必要以上に昔のことを説明しなくても、用件を伝えて必要な手続きを確認できれば大丈夫です。



昔話や近況報告をする必要はないケロ。
円満退職ではなく前の園に連絡しづらいときは?


「電話が苦手」というだけではなく、
前の職場との関係そのものがつらかった
という方もいると思います。
人間関係が原因で退職したり、園長先生との関係が悪かったりすると、
「もう二度と関わりたくないと思っていたのに……」
と感じることもありますよね。



そんな場合は、できるだけ心理的な負担を減らしながら手続きを進めましょう。
退職してから時間が経っていても、まず必要な手続きを確認する
数年前に辞めた園へ突然連絡するとなると、
「今さら連絡して大丈夫かな?」
と心配になるかもしれません。
しかし、必要な証明書があるのであれば、まず発行について問い合わせてみましょう。
最初の連絡では、
「以前勤務していた○○です。在職証明書の発行について確認したくご連絡しました」
と伝えれば十分です。
久しぶりだからといって、近況報告を長くする必要はありません。
園長や元同僚と話したくないなら担当部署を確認する
前の職場に連絡したくない理由が、
「元園長と話すのが怖い」
「人間関係が悪かった同僚と関わりたくない」
という場合は、先ほど紹介した法人本部や人事・総務など、別の窓口がないか確認しましょう。
電話をかける場合でも、
「在職証明書の発行担当の方をお願いできますか?」
と最初に伝える方法があります。
必ずしも以前一緒に働いていた人へ直接お願いしなければならないとは限りません。
以前の職場へ連絡したくないほど人間関係がつらかった方は、「次の職場でも同じことになったらどうしよう」と不安になることもあると思います。
保育士の職場で人間関係に悩んだときの対処法については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
退職理由を詳しく説明しなくてもいい
前の園へ連絡すると、
「今はどこで働いているの?」
「どうして在職証明書が必要なの?」
と聞かれるのではないかと心配になる方もいるでしょう。
必要な範囲で使用目的を伝えることはあっても、以前の退職理由や現在の職場について長々と説明する必要はありません。
「手続きに必要になったため、在職証明書をお願いしたいです」
と用件を中心に話しましょう。
過去の人間関係について話し合うための連絡ではありません。
必要な書類を受け取るための事務手続き
と割り切ることも、自分の負担を減らす方法の一つです。
連絡するだけで緊張するなら「文章」を先に作っておく
以前の職場との関係がつらかった場合、
「電話番号を見るだけで緊張する」
ということもあるかもしれません。
そんなときに、その場で完璧に話そうとするとさらに負担が大きくなります。
電話する前に、
1.自分の名前
2.いつ頃勤務していたか
3.在職証明書が必要なこと
4.手続き方法を知りたいこと
5.いつまでに必要なのか
を書いておきましょう。
そして、電話ではそのメモをそのまま読んでも構いません。
メールが利用できるなら、先ほど紹介した例文を使って文章で依頼する方法もあります。
「上手に話さなければ」ではなく、「必要な情報が伝わればOK」
と考えてみてください。
前の職場への連絡がどうしても難しいなら提出先へ相談する
いろいろな方法を考えても、
「どうしても以前の勤務先へ連絡するのが難しい」
という場合は、一人で判断せず提出先へ相談しましょう。
「以前の勤務先への連絡が難しい事情があるのですが、必要な勤務経験を証明する方法について相談できますか?」
と確認してみます。
別の書類が利用できるかどうかは手続きによって異なるため、自己判断で代替書類を提出するのではなく、提出先の指示に従うことが大切です。
次は、在職証明書をお願いしたものの「発行してもらえない」「以前の園と連絡がつかない」といった場合の対処法について見ていきましょう。
在職証明書を発行してもらえない・連絡がつかない場合は?
勇気を出して以前の職場へ連絡したのに、
「なかなか在職証明書を発行してもらえない」
「電話をしても連絡がつかない」
「以前働いていた園が閉園している」
といったケースも考えられます。
提出期限が迫っていると焦ってしまいますが、まず状況を整理して一つずつ確認していきましょう。
まず担当者・担当部署を確認する
以前働いていた園へ連絡しても話が進まない場合は、
「在職証明書はどなたにお願いすればよいですか?」
と担当者を確認してみましょう。
園ではなく、運営法人の人事や総務などが証明書を発行している可能性もあります。
複数の保育施設を運営している法人であれば、法人のホームページも確認してみてください。
一度園へ連絡して返事がないからといって、すぐに「発行してもらえない」と判断せず、正しい窓口へ依頼できているか確認することが大切です。
指定様式や必要事項に不備がないか確認する
在職証明書の発行が進まない場合は、依頼した内容に不足がないかも確認しましょう。
例えば、
- 指定された様式を渡していない
- 記載してほしい項目を伝えていない
- 使用目的が伝わっていない
- 返信方法が分からない
- 提出期限を伝えていない
などがあると、確認のために時間がかかる可能性があります。
前の職場への連絡を何度も繰り返さないためにも、最初の依頼時に必要な情報をまとめて伝えておくのがおすすめです。
提出期限に間に合わない場合は提出先へ相談する
「在職証明書をお願いしたけれど、提出期限までに間に合わなさそう……」
という場合は、前の職場から届くまで何もせず待つのではなく、早めに提出先へ相談しましょう。
例えば、
「以前の勤務先へ○月○日に発行を依頼していますが、まだ届いていません」
と現在の状況を伝えます。
期限を延ばせるか、後日の提出が認められるかなどは手続きによって異なります。
自分で「数日くらい遅れても大丈夫だろう」と判断せず、提出先へ確認してください。
前の園が閉園している場合も提出先へ相談する
以前働いていた園がすでに閉園している場合、
「もう在職証明書は取れないの?」
と不安になりますよね。
まず確認したいのが、運営していた法人が現在も存在しているかです。
園そのものが閉園していても、運営法人が残っていれば、過去の勤務記録について問い合わせられる可能性があります。
法人にも連絡できない場合や勤務先そのものがなくなっている場合は、必要な勤務経験をどのように証明すればよいのか提出先へ相談しましょう。
代わりに利用できる書類があるかどうかは手続きによって異なります。



自己判断で別の書類を用意するのではなく、提出先の指示を確認することが大切です。
発行を断られた場合も一人で抱え込まない
必要事項を伝えて正式に依頼したにもかかわらず、
「発行できないと言われた」
という場合もあるかもしれません。
この場合も、まず断られた理由を確認しましょう。
証明を求めている内容や勤務記録の保存状況など、事情によって対応が変わる可能性があります。
また、提出先にも、
「以前の勤務先へ在職証明書を依頼しましたが、このような理由で発行できないと言われました」
と相談してみてください。
転職手続きを一人で進めるのが不安な場合は?
在職証明書を必要としている方の中には、転職をきっかけに以前の職場へ連絡することになった方もいると思います。
保育士の転職では、求人を探すだけでなく、
- 応募書類を準備する
- 面接の日程を調整する
- 労働条件を確認する
- 必要な書類をそろえる
- 現在の職場を退職する
など、さまざまな手続きがあります。
初めて転職する場合は、
「何から始めればいいの?」
「自分だけで全部できるかな?」
と不安になることもありますよね。
転職サポートを利用する方法もある
転職活動そのものに不安がある場合は、保育士向けの転職サービスを利用する方法もあります。
転職サービスによっては、求人の紹介だけでなく、応募や面接など転職活動について相談できるものもあります。
ただし、在職証明書の取得を転職サービスが必ず代行してくれるわけではありません。
以前の勤務先への証明書発行依頼については、自分で手続きしなければならない場合もあります。
そのため、
「転職エージェントを使えば前の園へ一切連絡しなくていい」
とは考えず、どこまでサポートしてもらえるのか事前に確認しましょう。



在籍証明を代行して取得してくれるエージェントもあるかも!?
一方で、
「自分に合う求人を一緒に探してほしい」
「次の職場選びでは失敗したくない」
「応募や面接について相談しながら進めたい」
という方にとっては、転職サポートを利用するメリットがあります。
保育士向けの転職サービスは、扱っている求人やサポート内容にそれぞれ違いがあります。
どこを利用すればいいか迷っている方は、こちらの記事で比較しています。
在職証明書をお願いすることと、これから自分に合った職場を探すことは別の問題です。
前の職場への連絡がつらかったとしても、これからの職場選びまで一人で抱え込む必要はありません。
自分が必要だと感じる部分だけ、利用できるサポートを取り入れてみましょう。
保育士の在職証明書に関するよくある質問
最後に、在職証明書について保育士さんが疑問に感じやすいポイントをまとめます。
前の職場に電話せず在職証明書をもらうことはできますか?
勤務先によっては、メールや郵送、法人本部などを通して依頼できる場合があります。
まずは以前の勤務先や運営法人のホームページなどで、証明書の発行方法を確認してみましょう。
ただし、職場によって手続き方法は異なります。
在職証明書は自分で書いてもいいですか?
提出先から勤務先による証明を求められている場合は、自己判断で自分が記入して提出するのは避けましょう。
申請者が記入する欄と、勤務先が証明する欄が分かれていることもあります。
誰がどの部分を記入するのか、提出先の案内や様式を確認してください。
在職証明書に決まった書式はありますか?
手続きによって指定様式が用意されている場合があります。
一方で、勤務先の様式で認められるケースも考えられます。
「在職証明書ならどんな書式でも大丈夫」と考えず、最初に提出先へ指定様式の有無を確認しましょう。
退職して何年も経っていても依頼できますか?
以前の職場へ問い合わせることはできますが、どのような勤務記録が残っているかなどは勤務先によって異なります。
昔の勤務経験を証明する必要がある場合は、早めに以前の勤務先へ相談してみましょう。
円満退職ではなくても在職証明書をお願いできますか?
退職時の人間関係がよくなかったとしても、必要な証明書について勤務先へ問い合わせることはできます。
連絡するときに、過去のトラブルについて詳しく話す必要はありません。
「在職証明書が必要なので、発行方法を教えてください」
と用件を簡潔に伝えましょう。
直接話すことがつらい場合は、メール・郵送・法人本部など別の窓口が利用できないか確認してみてください。
転職エージェントに在職証明書を取ってもらえますか?
転職サービスによってサポート内容が異なるため、必ず取得を代行してもらえるとは限りません。
在職証明書は以前の勤務先が証明する書類であるため、自分自身で依頼が必要になる場合があります。
「前の職場に連絡したくないから転職エージェントに全部任せよう」と考えるのではなく、利用するサービスへ対応できる範囲を確認してください。



親身になってサポートしてくれるエージェントに確認してみるといいですね。
まとめ|前の職場に連絡したくないときは、負担の少ない方法から確認しよう


在職証明書が必要になったとき、
「前の職場にはもう連絡したくない……」
と思う保育士さんもいるでしょう。
特に人間関係や職場環境が原因で退職した場合、以前の園へ電話すること自体が大きな負担になることもあります。
そんなときは、最初から「電話するしかない」と思い込まず、
- まず提出先に必要な書類を確認する
- メールで依頼できないか確認する
- 郵送で手続きできないか確認する
- 法人本部や人事・総務に依頼できないか確認する
- どうしても難しい場合は提出先へ相談する
という順番で、自分にとって負担の少ない方法を探してみましょう。
どうしても電話が必要になったとしても、長く話す必要はありません。
「在職証明書が必要なので、発行方法を教えてください」
と用件を伝えるだけでも手続きは始められます。
以前の職場へ連絡する目的は、過去の人間関係について話し合うことではなく、必要な書類を受け取ることです。
できるだけ事務的に、必要なことだけ確認して進めていきましょう。
そして、転職をきっかけに在職証明書が必要になった方で、
「次はもっと自分に合った職場を選びたい」
「転職活動を一人で進めるのが不安」
と感じている場合は、保育士向け転職サービスを比較してみる方法もあります。
自分ですべて抱え込まず、必要なところだけサポートを利用しながら、新しい職場への準備を進めていきましょう。









