こんにちは!
30代で保育士デビューをして、現在は小児科で病児保育士をしている「かもん」です。
病児保育士とは、病児または病後児のお世話をする保育士のことです。
病児保育についての説明はこちら
今回は、私が実際に仕事で使っているアイテムや、自分の子どもが病気のときに役立ったアイテムを紹介しようと思います。
この記事を読んでわかること
- 発熱時の便利アイテム
- 鼻水が出るときの便利アイテム
- 咳が出るときの便利アイテム
- 嘔吐をしているときの便利アイテム
子供ってホントいつ病気になるかわかりませんよね。
急な発熱などで慌てないよう、事前にあると便利なものを揃えておきましょう!
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症状別:発熱のときの便利アイテム
子どもが急な発熱!
保育園や幼稚園に通い始めたお子さんなどは特によくありますよね。
そんなとき、あると便利なアイテムをご紹介します。
①わきアイス、太ももアイス
熱が高い時、まず必要なものは体を冷やすものです。
よくみる冷えピタシートですが、おでこにペタッと貼るのは熱を下げる意味ではあまり意味がありません。
ヒンヤリ気持ち良くて子供が精神的にラクになるようなら、おでこにも貼ってあげてくださいね
・わきアイス、太ももアイス ・・・ワキの下や太ももを冷やすための冷却用ジェル入り。冷やしても固まらず柔らかいもの、カバー付きで洗濯できるものがベスト!
効果的な熱の下げ方は、脇の下や太ももの付け根などを冷やすことです。
②水枕
水枕は枕がわりに使って首の後ろの頚動脈あたりを冷やすことができます。
柔らかいので子供の頭の形にフィットしてくれます。
子供には留め具が無いものが危なくなくておすすめです。
③氷嚢
氷嚢(ひょうのう)はピンポイントに冷やしたい場所に当てることができます。
おでこやほっぺたなど、子どもが気持ちいいと感じる部分に当ててあげると喜びます。
氷嚢はスポーツ中の怪我や熱中症対策などでも重宝しますよ!
手足が冷えて寒がる様子が見られるときは、まだお熱が上がっている途中なので冷やさず温めてあげてください。
汗をかいて暑がっているようなら、体を冷やしてあげてくださいね!
④飲むゼリー、経口補水液
発熱しているとき、食欲が落ちる子どもはたくさんいます。
固形のものは食べたくなくても、飲むゼリーのようなツルッとした喉越しの物は口にしやすいことが多いです。
水分や栄養がとれていないと、熱性けいれんを起こしやすいとも言われます。
万が一に備えて常備しておくと安心です。
⑤ストローマグ
熱が高くて体を起こすのがしんどいお子さんや、コップで飲むのがまだおぼつかない月齢のお子さんには、ストローマグを使ってあげてください。
水分不足は病気のときに最も気をつけて欲しいポイントです。
少しでも飲みやすくしてあげると、子供の脱水防止に役立つと思います。
⑥服薬ゼリー
お薬嫌いなお子さん、たくさんいますよね。
早く元気になってほしくて、保護者の方は何とかしてお薬を飲まそうと頑張られると思います。
うちの子供も、お薬嫌いで大変な思いをしました。
そんなとき頼もしい味方は、服薬ゼリーです。
お子さんの好きな味で、うまくお薬を隠して飲めるお助けアイテムです。
ただ、バニラアイスやチョコアイスなどでも上手くいくことが多いようです。
ちなみに、ゼリー以外にも私はお薬嫌いの我が子に以下の飲ませ方をしていました。
- 少量の水でお薬を溶かせてスポイトで飲ませる
- 水を入れたスプーンの上にお薬を溶かせて飲ませる
- 少量の水でお薬を練って頬の内側に塗る
お薬飲ませるの、嫌がられると大変ですよね・・
⑦体温計
赤ちゃんや小さいお子さんは、お熱を測るのも一苦労ですよね。
最近では、おでこや耳で秒速で測れる体温計もたくさんあります。
色々な種類の体温計がありますが、私がおススメしたいポイントは2点あります。
1.脇で測れる
2.すぐに測れる
脇で測る体温が、私の経験上1番正確です!
あとはやはり、あまり時間がかからないものが重宝すると思います。
症状別:鼻水が出るときの便利アイテム
子どもと言えば、鼻水!
大げさなようですが、しょっちゅう鼻水が出て鼻の周りがカピカピ・・
そんなお子さんもたくさんいますよね。
拭いても拭いてもきりがなく、鼻の周りはティッシュの摩擦でどんどん荒れていく・・
そんな経験をされている方、たくさんいるんではないでしょうか?
⑧鼻吸い機
鼻水がたくさん出ているお子さんにぜひ使ってあげてほしいアイテムは、鼻吸い機です。
耳鼻科でも鼻水を機械で吸い出してもらうことはできますが、自宅で手軽に鼻水を取り除いてあげられる鼻吸い機はとても重宝します。
特にお子さんが横になって寝ているときなど、鼻水がのどに落ちてきてとてもつらい状態になりますよね。
そんな時は鼻吸い機で鼻の奥に溜まった鼻水を取り除いてあげてください!
きっとお子さんが鼻水に溺れることがなくなり、以前よりゆっくり眠れるようになるでしょう。
番外編:柔らかティッシュ
これはもう、言わずと知れた肌触りの良いなめらかなティッシュです。
頻繁に鼻水を拭いたり、鼻の周りが荒れている時にぜひ。
症状別:咳が出るときの便利アイテム
咳が出やすいお子さん、咳込むと吐きやすいお子さん、一度咳が出るとなかなか止まらないお子さん。
そばで見ているだけで辛くなりますよね。
根本的な原因を取り除いたり、投薬で軽減することが最大の治療法ではありますが、少しでも咳の症状が緩和するのを手助けするアイテムを紹介します。
⑨斜面枕
横になると、咳込みがひどくなるお子さんに。
斜面枕は、その名の通り頭を高くして寝ている時の体勢に角度をつけられるアイテムです。
実際私が働く病児保育でもよく使っています。
咳、痰、鼻水のお子さんが使うと、かなりの確率で睡眠が途切れにくくなります。
お子さんと、保護者の方の睡眠不足解消にも一役買ってくれるんではないでしょうか?
角度がつきすぎる場合はこちらもオススメ!
使用時のポイントは、敷布団の下に斜面枕をいれちゃうこと!
⑩加湿器
これはもう実践されている方もたくさんおられると思います。
適度な湿度で、咳が出にくい環境づくりに配慮することも大切ですね。
なるべく静かな音のものが良いと思います。
症状別:嘔吐のときの便利アイテム
突然の嘔吐から始まる子どもの体調不良!
前触れなしにいきなり吐かれて慌てた経験ありませんか?
⑪取っ手付き洗面器
小さいお子さんは、吐きそうだからゴミ箱に行って上手に吐く・・なんてことできませんよね(泣)
そんな時は、持ち手のついた洗面器にビニール袋をかぶせたものを用意して、お子さんが吐きそうになったら保護者の方が口元にサッと洗面器をもっていって受け止める!
毎回うまくいくとは限りませんが、やってみる価値ありです。
吐いたものはビニール袋ごと処分すれば、手間もかかりません。
⑫防水シート
寝ている時に嘔吐の可能性がある場合は、防水シートを敷布団の上に敷いておきましょう。
下痢がひどい時やおねしょ対策にも使えます!
番外編:手袋、マスク、使い捨てエプロン、次亜塩素酸ナトリウム
嘔吐のときは、速やかに嘔吐物の処理・換気・消毒が必要になります。
感染の可能性が極めて高いからです。
使い捨ての手袋やマスク・エプロンを着用して、次亜塩素酸ナトリウムによる消毒を行いましょう。
まとめ
子どもが病気のときのお役立ちアイテムを、いくつかご紹介させていただきました。
子どもの病気は、親は自分が代わってあげたいとさえ思ってしまいますよね。
子どもの苦しさが少しでも軽減することはもちろん、看病する保護者の方たちの負担がほんの少しでも軽くなることを願っています!
子育てまっただ中のお母さんお父さん☆
本当に毎日お疲れ様です。
この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。