こんにちは!
30代で保育士デビューし、現在は小児科で病児保育士をしているかもんです。
今日のテーマは、ズバリ!
「病児保育」ってかわいそうなのか?
です。

病気のときまで子供を預けて仕事ってひどいかな。
罪悪感を感じちゃう・・



職場の人に、病児保育に預けるなんて子供がかわいそうって言われちゃった・・
こんな葛藤を抱えているお母さん、たくさんいると思います。
そしてその葛藤、一人で抱えてつらい気持ちになっていませんか?
ここでわたしが現役の病児保育士の立場から、実際お預かりしたお子さんとのかかわりをもとに、感じたことをお伝えしようと思います。
まずはズバリ言わせていただきます。



「病児保育に預けること=かわいそう」ではありません!
この記事がおすすめな人
- 病児保育を利用するたびに「かわいそう」と罪悪感を感じてしまう
- 周囲の目や「本当は家で看病すべきでは?」というプレッシャーに悩んでいる
- 子どもの気持ちと自分の仕事・生活のバランスに迷っている
- 病児保育をもっと安心して使えるようになりたい
この記事を読むとわかること
- 「病児保育=かわいそう」のモヤモヤがやわらぎ、気持ちが軽くなります
- 子どもにとっても病児保育が安心できる環境だと知ることができます
- 実際の体験談を通じて、自分の選択に自信が持てるようになります
- 明日から罪悪感なく病児保育を利用できる心構えが手に入ります
この記事では、「かわいそう」という気持ちに寄り添いながら、子どもにとっても、あなた自身にとっても前向きな選択ができるよう、やさしく、ていねいに解説していきます。
最後まで読んでみてください。



あなたがもっと楽に、安心して子育てと向き合えるヒントが見つかるはずです。
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病気のときにゆっくり親子で読み聞かせしませんか?
なぜ「病児保育=かわいそう」と感じてしまうのか


病児保育を利用するたびに、「かわいそうだったかな」「本当は自分が看てあげるべきだったかも」と胸が痛くなる。
そんな気持ちを抱くのは、あなただけではありません。
実際、多くの保護者が病児保育を利用したあとに罪悪感や葛藤を感じています。
では、なぜ私たちは「病児保育=かわいそう」と思ってしまうのでしょうか?
その背景には、社会的な価値観・比較意識・感情の記憶が大きく関係しています。
母性神話や「理想の親像」に縛られていない?
「子どもが病気のときは、親がそばにいて看病するべき」
こんな“理想の親像”を、知らず知らずのうちに自分に押しつけていませんか?
日本では特に、「母親はいつでも子どものために全力を尽くすべき」という“母性神話”が根強く残っています。



この思想に苦しめられるお母さんは多いはず・・
働いていても、「体調が悪い子を預けるなんてかわいそう」という空気が、どこかにある。
でも現実には、すべてを完璧にこなすのは不可能。
家族を支えるために仕事をしているのも、子どもへの愛情からです。
「いつも一緒にいなきゃいけない」なんてことはありません。
親が抱えるプレッシャーの正体に気づくことが、罪悪感を手放す第一歩です。
「他の親はどうしてるの?」と比べてしまう
ママ友やSNSで見かける「今日は子どもの看病で仕事を休みました」という投稿を見ると、
「私は仕事を優先しちゃって…」
と自分を責めてしまうこと、ありますよね。



落ち込んじゃうことも・・
でも、それぞれの家庭にはそれぞれの事情があります。
親の仕事の状況、サポート体制、体力、心の余裕……みんな違って当然。
他の人と比べて苦しくなるのではなく、
「うちはこのやり方でいい」
という、自分たちに合った選択を大切にしていいのです。
子どもが寂しそうにしていたときの記憶が残っている
預けるときに子どもが泣いていた、ぐったりしていて心配だった——。
そうした場面が記憶に残って、「やっぱり預けなきゃよかったのかも」と思う気持ちは自然なことです。
でも実は、子どもは施設で落ち着いて過ごしていたというケースがほとんど。
スタッフに話しかけられたり、静かに絵本を読んだり、お昼寝したり。
親の目が届かない場所でも、子どもなりに適応しているんです。
「寂しそうだった=かわいそう」ではなく、
一時的な不安の感情に過ぎないことも多いという事実を、少しだけ思い出してみてください。
【現役の病児保育士は見た!】預かるときにギャン泣きする子供のその後の様子
子どもって本当にすごいんです。
まだ言葉も話せないような小さい子供でも、自分のおかれた状況を自分なりに把握していきます。



病院なんて子どもはみんな大嫌い!
泣いてる子どもを預けるときは保護者としてもつらいケロ~



待ってください!
お気持ちは痛いほどわかりますが、保護者の方が不安そうな顔をしては、子どもはもっと不安になりますよ!
お母さんと離れるときに激しく泣く子供は少なくありません。
でも、だいたいの子供はそのうち気持ちを切り替えて泣き止み、遊び始めます。
最初は保育士のことを警戒して抱っこを拒否したり、まったく話さない子どももたくさんいますが、時間がたつにつれて抱っこをせがんだり、保育士にあれこれ要求するようになってきます。
「この場で頼れる大人はこの人しかいない」と判断するんです。
きっと普段通っている保育園や幼稚園でもそうだと思います。
それ以上に病児保育では、いつものお友達も慣れた先生もいません。
そのうえ体調が悪いときたら、それは子供にとっては不安でしかない状況ができあがります。



そりゃ、誰でも泣いて当たり前ケロ~~



ますます預けるのがかわいそうな気がするよ!
でも、ご安心ください!
先ほどお話ししたように、子どもが少しずつ気持ちを切り替えていけるよう、私たち保育のプロがしっかりその子ひとりひとりに寄り添って心身のケアをしていきます。
保育士との信頼関係が築ければ、そのあとは安心感が生まれます。
そうなれば、子どもは落ち着いた気持ちで1日を過ごせるようになります。



たまにパパママを思い出して涙が出ちゃうこともありますが、そこは私たちの腕の見せどころ!
笑顔が見られた瞬間は、言葉にならない嬉しさがこみあげます。
保護者の方にお願いしたいこと
=病児保育に預けると決めたら不安な様子をお子さんに見せず、なるべく明るくあっさりと預けてください
そのほうが、お子さんのその後の過ごし方も落ち着いたものになりやすいです。
Q.体調の悪い子供を預けるなんて、子どもがかわいそう。
A. 子どもは思っている以上にたくましいです。安心安全にそしてその子にとって少しでも穏やかに過ごせるよう、保育士や看護師がチームでサポートします。
病児保育でのお子さんの一日の過ごし方を見てみる
病児保育は「かわいそう」じゃない3つの理由


「頭では分かっているけれど、やっぱり気持ちが追いつかない」
病児保育を利用するとき、多くの人がそう感じます。
ここでは、感情論ではなく、事実と視点の切り替えから
「病児保育=かわいそうではない理由」
を丁寧にお伝えします。
プロによる安心のケア体制が整っている
病児保育の最大の特徴は、体調不良の子どもを見ることを前提にした環境であることです。
多くの施設では、
- 看護師が常駐、または連携している
- 子どもの体調変化をこまめにチェック
- 投薬・検温・安静対応に慣れている
といった体制が整っています。
正直なところ、仕事の合間に様子を見ながら家で看病するよりも、
「病気の子どもを見るプロ」がそばにいる環境のほうが安心な場合も多いのです。
「親じゃないとダメ」ということはありません。
専門知識と経験のある大人がついていることは、子どもにとって大きな安心材料になります。
子どもにとっても「無理をしなくていい場所」だから
病児保育は、元気な子どもたちが集まる通常の保育園とは違い、
「体調が悪い前提」で過ごす場所です。
そのため、
- 活動量は少なめ
- 静かに過ごせる環境
- 無理に集団行動をさせない
- 眠くなったらすぐ休める
といった配慮がされています。
家で看病していると、
「仕事の連絡が来る」「家事もしなきゃ」「下の子の世話も…」
と、どうしても慌ただしくなりがちです。
一方、病児保育では「今日はゆっくり休むだけでいい」空気が流れているため、
子どもが落ち着いて過ごせるケースも少なくありません。
「家にいる=一番安心」とは限らない、という視点を持ってみてください。
親が無理をしないことが、結果的に子どもを守る
病児保育を使わずに無理をすると、親はどうなるでしょうか。
- 仕事の遅れに焦る
- 周囲に気を遣ってストレスが溜まる
- 体力も気力も限界になる
その状態での看病は、親も子どももつらくなってしまうことがあります。
親が倒れてしまえば、元も子もありません。
病児保育を利用することで、
- 親が仕事に集中できる
- 心の余裕を取り戻せる
- 迎えに行くとき、落ち着いた気持ちで向き合える
この「余裕」は、確実に子どもに伝わります。
親が笑顔で迎えに来てくれること
それは、子どもにとって何よりの安心です。
病児保育は【行政も後押しする】働くパパママの味方!
お子さんが夜に体調が悪くなった時。
翌日に大事な仕事が入っている保護者の方、お子さんの心配とともに脳裏をよぎるのは、「明日の仕事、どうしよう・・」だと思います。
仕事が休みやすい環境であったり、誰かにピンチヒッターをしてもらえる仕事であったり、お子さんを頼める親族がいる場合は問題ありませんよね。
でも、
子供を頼める人がいない
重要な案件を抱えていて他の人に仕事を頼めない
休みがとりにくい環境
こんな人たちにとっては、本当に困った状況になるかと思います。
本来なら、仕事を休めてお子さんが回復するまで、保護者の方が付き添えるのが一番です。



それができない環境の方、さぞお困りでしょう・・
生活のためには、仕事をしなければなりません。
そして、お子さんの体調が悪いことを理由に仕事に穴をあけることになり、その後のキャリアや人間関係にまで影響を及ぼすようになったら・・・
大げさに聞こえるかもしませんが、そういう状況に追い込まれてしまっては、家庭が円滑に回っていくはずもありません。
そいうときには、迷わず病児保育を利用してみてください。
行政も子育て世代への病児保育の必要性を感じて、利用をしやすいようどんどん利用促進・改善されています。
公的に設置された施設ですので、堂々と利用しちゃいましょう!
Q.仕事を休めないという大人の理由で、 病児保育を利用してもいいのかな。
A. もし仕事を休めなかったら病児保育に預けるという選択肢が増え、保護者の精神的な負担が軽くなります。 →結果的に家庭の安定につながる。
「病児保育」=働くパパママの強い味方です!
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体調の悪い子を留守番させるなら病児保育へ


お子さんが病気のとき、身近な誰かに預けるという選択を取られる方もたくさんいるでしょう。
もしお子さんがお留守番のできる年齢で、普段から留守番ができている場合・・
病気のお子さんに、
「家で寝ていてね」
と留守番させている方もいるかもしれません。
でも、体調が悪い時、お子さんの様子はとても心配ですよね。
急な体調の変化があった場合、適切な対応ができないことにもなりかねません。
その点で言うと、病児保育は安心です。
医師をはじめとして、看護師、病児保育士の専門的なサポートの元で、お子さんをお預かりさせていただくからです。



お願いがあります・・
もし病気のお子さんを一人で長時間留守番させるようでしたら、ぜひ病児保育を利用してください。
お子さんにとっても、保護者の方にとっても、それが一番安心ケロ。
Q.もうお留守番のできる年齢だし、体調が悪くても留守番させたらいいかな・・?
A. 普段はお留守番できる子でも、体調が悪い時に一人でお留守番させることはおすすめできません。子供も不安でいっぱいになりますし、急な体調の変化にも対応できません。 お子さんと保護者の方の不安の軽減のためにも、病児保育をご利用ください。



病児保育なら、子どもも大人も安心できる環境だね!
安静にさせたいときは病児保育へ





も~、うちの子ったら!熱があるのに家の中で走り回って。
全然熱も下がらないし、咳もひどくなってきたわ・・
こんな保護者の声をたびたび耳にします。
病児保育では、お子さんにもここは自宅とは違うという認識があります。
また、病児保育はあまり慣れない環境でもあるため、どの子も比較的おとなしく過ごします。
さらに、走り回ったり大きな声を出さないように保育士が配慮しますので、自宅にいるより安静にして過ごすことができます。
医師や看護師のサポートも受けられますし、普段お薬を飲むことを嫌がるお子さんも病児保育では保育士の介助のもと、すんなり飲めることもよくあります。
無理に仕事を休んだのに、結果子どもがはしゃいでしまい、全然安静にできない!なんてこともあります。
Q.家にいたら子どもが走りまわって病気がなおらない。何日も仕事を休むのも気を使ってつらい・・
A. 保護者の方のお仕事の休みがとりにくい場合などは、病児保育にお子さんを預けていただいて大丈夫です。体調不良が長引いて何日もお仕事を休まれるのは保護者の方にとっても大きな負担となります。



あくまでも、仕事などで保護者の方がお子さんを自宅で看護できない理由があるときに限り、病児保育を利用して下さいね。
罪悪感をなくして病児保育を利用するための重要ポイント!





ここまで、実際の病児保育でのお子さんの様子をもとに色々お話しさせていただきました。



なんだか少し安心できたわ!



では、もう一つ・・
お子さんの負担や保護者の方の不安の軽減のためにできることをお伝えします。
病児保育を利用することに、罪悪感を感じてしまう保護者の方。
その不安を少しでも軽くするためには、病児保育で利用する病院を、できれば1つのところに決めるということです。
さらに言えば、かかりつけ医にできるならそれがベストです。
同じ施設で何度か病児保育を利用することで、子どもたちも「ここは安心な場所だ。」という認識が生まれます。
そのうえ、お預かりする側の保育士たちにとっても、その子の性格や体質、好みなどが把握でき、お子さんとの信頼関係も築きやすくなります。



なるほど!
いつもの場所で知ってる保育士さんたちに預けると思えば、安心感があるね!



お迎えのときに、お子さんのことだけではなく、世間話や近況報告をして帰られる保護者の方もたくさんいますよ。
保護者の方とお子さんにとって、病児保育が少しでも安心できる場所になること。
それが病児保育を利用する上で、何より大切なことではないかと思います。
病児保育に預けて後悔しないために
病児保育は働くお母さんたちにとって心強い存在です。
しかし中には、病気のときまで子供を預けることに抵抗がある人もいますよね。
病児保育に子どもを預けたけれど、預けたことを後悔して早くお迎えに行った・・・なんて人もいるでしょう
病児保育は上手に利用できれば強い味方です。
しかし、
「子供がかわいそう」と罪悪感を感じたり、
「預けるんじゃなかった・・」と後悔するようなら、保護者にとっては逆に負担になっていることになります。
そうならないためにも先ほど述べたように、
- 利用する病児保育を1か所に決める
これはとても大事なポイントになります。



子供が楽しそうに病児保育に行ってくれると、保護者の心も軽くなるケロ!



もし子供が泣いたり嫌がったとしても、なじみの保育士さんがいればお母さん自身の辛い気持ちも吐き出せます。
子供の様子もよくわかってくれているという安心感もあるのでかなり気持ちが楽になりますよ!
もう一つは、
・子供の体調次第では仕事を調整したり早く迎えに来る
ということ。



病児保育でもあまりに体調が悪い子供は預かれなかったり、早く迎えに来てもらうこともあるんじゃ。



体の中の酸素量や血糖値が低すぎたら子供はかなり辛いケロ。
子供の様子をしっかり観察して、預けるのがためらわれるときはやめておいた方がいいケロ。
母の勘はほんとによくあたる!
上司に病児保育の利用を強制されたときの対処法
病児保育が全国的に普及し始めてきて、働くお母さんたちの強い味方になっていることは子育て支援の面でもとてもプラスです。
しかしその反面、子供の体調不良を理由に職場に休みをもらおうとしても、上司に「病児保育に預けて出勤して」といわれることもあるようです。



子供を病児保育に預けるかどうかは上司が決めることではないです!
子供の状態もよく知らないのに「病児保育に預けて」なんて言葉、無責任でしかありませんよね。
しかも病児保育は連日キャンセル待ちがいるほど予約が取りずらいです。
無責任な上司には、「予約が取れたら・・」くらいの無難なアンサーを返しておきましょう。
そのうえで、あなた自身が子供を病児保育に預けるか判断すればいいんです。
まとめ:病児保育に子どもを預けることはかわいそうではない!


いかがでしたか?
現役の病児保育士の立場から、
「病児保育に子どもを預けることはかわいそうなのか?」
というお悩みにお答えさせていただきました。
もう一度、声を大にして伝えさせてください。
「病児保育」にお子さんを預けることは、かわいそうではありません!
どうしても罪悪感を感じてつらいという保護者の方は、ぜひ信頼できる病児保育の施設を一つ見つけてください。
事前に見学ができる施設もありますし、電話での問い合わせでも保護者の不安なことが解消できるまで丁寧に対応してくれるか・・など施設の雰囲気がわかることもあります。
そして、なるべく同じ病児保育の施設を毎回利用しましょう。
子どもにとって第二の保育園のような存在になれれば、子どもの負担もかなり減りますし、預ける保護者の方の安心感も違います。



家庭と仕事の両立のためにも、病児保育をうまく利用してくださいね。



さっそく自分の住んでいる地域で、病児保育がどこで実施されているか調べてみるわ!
ネット予約で施設ごとの空き情報がわかる自治体もあります。
最近では、病児保育の無償化が進んでいたり、コロナ禍での子どもの預け控えがなくなり、病児自体の数も増えてきたりしています。
今後も病児保育の需要はどんどん高まっていくと思われます。
まずは近くの病児保育がどこで実施されているか、ぜひ調べてみてください。







